二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 狂乱家族日記☆銀魂 ( No.101 )
日時: 2010/08/27 19:35
名前: ののこ (ID: zXm0/Iqr)


————ち—や———

おや、誰かが僕を呼んでいる気がします。

———きゃあ———あああああああ——!!——

叫んで、いる?

朦朧とする意識の中に凰火はいた。

———にゃは————ははは—!!———

…笑って…いや、これは笑っているとかいうレベルじゃないですね。
というか、これは凶華ですね、明らかに。
なにしてるんでしょうか?
凶華の事ですから僕らにしてはイイ事ではなさそうですけど、もう半分あきらめてます。

現実から逃げるために目を閉じていまだ暗闇の中に居る凰火ですが

————おと———ん———!!!!!——

そういえばさっきから聞こえる声(?)はなんでしょうか

「うぅ……ん??」

凶華が例の物のスイッチを押して…、雹霞に異常が起きて…それから…
あぁ、僕は気絶をしていた訳ですね。妙に納得できます。

ふと周りを見ます、凶華は…なんか楽しそうですね。とても嫌な予感がします、あなたが楽しそうだとろくな事が起きません。千花は…銀夏に抱きついてますね。なんだか幸せそうです、何故か泣いていますが。銀夏は…何故だか男っぽいです。あ、千花が幸せそうなのはそのせいでしょうか?とても真剣な顔です。ですが、青ざめてますね、千花が抱きついているからでしょうか?優歌は…帝架に抱きついていますね、泣きながら僕を必死に呼んでいるようです。優歌、そんなに叫ばなくても僕は何処にも行きませんよ。帝架は…青ざめています。優歌にそんなに首を絞められているのでしょうか?雹霞は…千花と銀夏を抱きかかえているようです、しかしどこか焦った様子で僕を呼んでいます。月香は…僕に張り付いているようです…あなたって人(?)は、べちょべちょするんですからもうっちょっと自重して行動して下さい。

とにかく起きなくては、家族達を心配させてしまいますよね。
うっすらと目を開け現実を見ようと———僕は後悔しました。
こんな事だったら、永遠に寝て、気絶していたかった!

だって、誰が想像しますか。
我ら乱崎家一同は現在進行形で——

「落下中なんてええええええええ!!!」