二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ━銀/魂━万事屋。 ( No.4 )
- 日時: 2010/07/27 21:45
- 名前: 棗. ◆w1d94EF0Cg (ID: Dfaev/X/)
- 参照: http://__________________
▼...第01煌始...
「アタシをここに住まわせて欲しいんだけど、」
星が一面に煌く夜空。
天には満月も昇っていてとても綺麗で静かな夜。
そんな中、万事屋に少女の訪問者が一人、
その少女は続けた。
「同じ職場の友人のお妙がね、
ここに行けば良いって言うって、
じゃなきゃ殺すって言ってたから」
いきなりの訪問者と住まわせてと言葉に
万事屋三人組は唖然。
勿論、お妙の殺す発言にも。
「おいおい、ぱっつあんよー、てめェの姉ちゃん
相変わらずだな。冗談だよな、きっと」
「そうですね。本気だと思いますよ、絶対」
青ざめた顔をして男二人...
万事屋の主こと、〝坂田銀時〟と
万事屋の雑務係の〝志村新八〟は言った。
「ワタシはもちろん賛成アルヨ
辛気臭い男だけのところに同じ女の子が入るなんて、大歓迎アル」
続いて万事屋の居候者である〝神楽〟が同意。
「ほんと!?」
神楽からの許可に嬉しく思う少女。
でもまだ銀時からの許可はでていない。
「勿論、ただなんて言ってないわよ、
料理,家事、何でもするつもりでいるんだから」
この言葉を聞いて銀時は反応した。
「本当に何でもするのか?」
「もちろんよ」
「なら...いやでもな、」
しばらく うーん と深く考え込む銀時。
「お前、女だろ?
良い歳の若い女が一つ屋根の下一緒に住むなんて...
銀さん、誘惑されたら何も出来ない保障ないんですケド」
「心配しなくても、誘惑なんかしないし何かされたら即殴るから」
銀時の変態発言にニコやかに返答を返す。
これなら何かされても心配ない。
「...で、其処の人はいいの?」
少女は目線を新八に向けた。
新八は戸惑いつつも丁寧に返答する。
「い、いや、僕は初めから此処に住んでなくて
姉上と道場に...。とにかく
只のアルバイトなんで、どうぞご自由に」
「さっきの会話からすると姉上ってお妙の事?」
「はい、そうですよ」
やっぱり、と少女は頷く。
そして新八を見てバカらしく小さく笑った
さすがにこれには新八は かちーん。
「あ、ごめんなさい。あまりにも似てないからつい...」
どうやらこの少女は毒舌の持ち主らしい。
「アタシは望月 聖。」
「俺は坂田銀時だ」
「僕は志村新八です」
「ワタシは神楽アル」
今日から望月 聖が加わり、
万事屋での新しい生活が始まった。
▼...第01煌終...