二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ━銀/魂━万事屋。 03,04煌UP ( No.26 )
日時: 2010/08/02 20:50
名前: 棗. ◆/lQMO72QVo (ID: Dfaev/X/)
参照: http://__________________

▼...第05煌始...

  店を出た後、柱の影に何か見えた。
  よく見ると其れは、銀の色をしていた。
  其の下には木刀が見える。

  「、銀時...?」

  確信はないが銀色、
  木刀ときたら思い当たるのは銀時しか居ない。

  「よぉ」
  「あんた、此処で何してるの?」
  「待ってた」
  「はあ?何あんた、ストーカーにでもなったの?」

  銀時の言葉に聖は驚きの声を上げた。

  「んなわけねーだろ!俺は在れだよ、在れ。
  ジャンプ買いに来たの!」
  「今日、...水曜日だけど?」
  「今週の奴買うの忘れたんだよ」
  「でも、先に帰ってればいいのに」

  銀時の手にはコンビニの袋に入った、
  ジャンプとプリンが入っていた。

  「だって神楽がよー、
  『夜道を女の子一人で歩かせるなんて危ないアル !
   女の子一人放って置くなんて銀ちゃん其れでも男アルカ!?』って....」
  「へー、つまりあんたは神楽に言われて来たと...?」

  別になんでもよかったけど面白そうだったから。
  期待何かしても無かったし、そもそも銀時何か好きじゃないし。

  「...まー、俺も少しは心配してたけどよ/」
  「...!/」

  耳まで顔が赤くなるのが分かる。
  何と言葉を返せはいいのか分からなくなり、
  只顔が赤くなるだけ。
  私が急に口を閉じたのに不思議に思ったのか銀時は、
  此方を向いた。そしてニヤリと笑った。

  「耳まで赤くなっちゃってどうしたの聖ちゃん?」
  
  態とらしく〝ちゃん〟付けをし、私の反応を
  楽しみ見てる。私は目線をはずした。

  「う、煩い...っ」
  「もしかして照れてるのー?」

  銀時が私の肩を掴みこっちを向かせようとする。
  私は素早く銀時の手を振り払い頬を殴る。

  「∑ 触るなって言ったでしょう!?」
  「げふっ!...す、すみませんでした」

  「、早く帰ろ...!」

  
  何か、調子が狂う
  さっきから胸が煩いくらい鳴ってる
  それはきっと、あんな事を言われたから、
  明日になればこの音は止む 明日になれば正常に戻る
  それともこれからこの音はずっと鳴っていくのか——
  高鳴るごとに胸が苦しくなる  
  

    此 の 音 は 「 毒 」 か 、
    そ れ と も 「 蜜 」 か 。


▼...第05煌終...