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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【REBORN!】*隠された愛しき炎* ( No.2 )
- 日時: 2010/07/30 21:32
- 名前: 桜 (ID: bG4Eh4U7)
【プロローグ】
バシュッ
「くっ」女性らしき人が赤ちゃんを抱えて、全力疾走で走っている。
それも森の奥、地面がゴツゴツしている所で。
「オイゴラ待てや!!」
その後ろから、変な洋服を着た男達が女性を追いかけている。
「その赤んぼうをこっちによこせ!」
大声を出しながら男達は段々と迫ってきた。
「どうしようっ…このままじゃー…」
女性はすごくあせっていた。抱えている赤ちゃんをチラッとみると、気持ち良さそうに眠っている。
その赤ちゃんの目からはすごい勢いで炎が出ていた。
「もう、こうなったら最後の手段—…!!」
女性はそういうと、片方の手を出した。
ボウッ 女性の指にはめてあるリングに炎がついき
「———…頑張って、生きるのよ」
女性はその炎を赤ちゃんの目から出ている炎と照らし始めた。
キィィィィィィン… シュバッ
赤ちゃんは光に包まれ何処かへ消えた。
「七色の炎が貴女を守ってくれるわ、きっとー…」
そう言うと、後ろから追ってきた男達がやってきた。
「おいっ赤んぼうはどうした!」
「…さぁ?」
「ざけんじゃねぇぞ!!」
「———…私をころしなさい」
「…はっ、いい度胸じゃねぇか、武器は持つなよ?」
「えぇ、約束するわ」
すると、すぐさまに男は持っていた武器を振りかざし—…
ザクッ
女性をころした。
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