二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ___冷たき氷雪 【鋼の錬金術師】 オリキャラ募集中です ( No.6 )
日時: 2010/07/29 21:19
名前: 白狐 (ID: yjIzJtVK)
参照: http:/生きたいか? ハイ、生きたいです

    — 第一話 「始まり」 —

『…なんで生きてるんだよ“化け物”』

『ハハハッ! お前の存在理由がわからねぇよ!』

『…生きたいか?』

 ガバッ、と、ベッドの上で人が跳ね起きた。
 少女だ 額には汗がびっしり張り付いている。

「生き、たいです…っ…!」

 外は大雪だ

   **

「北部の化け物?」

「あぁ 雪を扱うらしい…女だ
 人々を凍らせ、その姿はまさしく…“化け物”らしい」

 中央司令部の執務室で、金髪の少年、エドと、大きな鎧、アル。そしてエドの上司、ロイが話していた。
 エドは史上最年少国家錬金術師の、鋼の錬金術師。ロイは、焔の錬金術師だ。

 エドとアルは昔、最大の禁忌を犯し、結果、エドは左足を、アルは全身を失った。
 だが、エドが右腕を代償にして、アルの魂を鎧に定着させた。

 その後、エドは右腕左足に、オートメイルと呼ばれる機械の手足をつけ、アルと共に元の身体に戻る方法を探している。

「化け物ねぇ〜…
 合成獣<キメラ>か?」

「いや、違う 人間だ」

「物騒だね…」

「とにかく…ブリックズ山脈の裏方面に、“メリアード”という物凄い雪のふる町がある
 …鋼の 調査を任せる」

「…へーへー…」

 エドはぶっきらぼうに返事をすると、執務室を出る。
 アルもそれに続いた。だが、ロイがひきとめる。

「鋼のに伝えてくれ…“必ず戻ってこい”と」

「…分かりました」
   
   **

「ホラ、あの子…
 全く…いい迷惑よね…消えちゃえばいいのに」

「そうよね…“いなくなればいいのよ”」

 少し水色のかかった白くて長い綺麗な髪を持ち
 緑色のグリーンサファイアの様な瞳をもち

 花の描かれた、やわらかそうな布地の着物を着る少女

「…化け物」

「消えちゃえばいいのよ…」

 町のみんなの声は、確実に少女の耳に入っていた
 
    心臓が高鳴る  意識が薄れて行く

「くぅっ…!」

 苦しそうなうめき声をあげ、少女は山へと向かって行った

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    舞台裏

白狐:エドたんとアルたん 登場です

エド&アル:なんだよ&何 そのたんって

ロイ:正直言うが…鳥肌が立つぞ?

白狐:まぁ可愛らしい事で…ロイちゃん…?

エド&アル&ロイ:(ぞくぅっ…)

ロイ:…それより…中尉はどうした?

白狐:ホークアイ中尉? まだ登場はない

ロイ:早く出せ! 私と共に! 全国のロイアイファンが怒っているぞ!!

リザ:お断りです、大佐

ロイ:(ガーン)

白狐:やるねぇ〜中尉〜

 次回…エドがピンチ!?

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