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第５話
「ルイス様、お話が」
白磁の肌を持つ少年は、まっすぐこちらを見ている。

「なんだい？」　「実は・・・・」

「何。会談が無理だと。」

「はい、先ほどファントムハイヴ家の執事から
　連絡がありまして」

「・・・・まあいい。」　「よろしいので？」

ルイスは少しも表情を変えず、言い放った。

「後ろを振り返る必要はない。前を向かなければ意味などない。それが僕の持論だが何か？」
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「お嬢様」　「何？アル」

机に突っ伏したまま、少女は尋ねる。

「実は本日のファントム社の会談は延期、と
　さきほど連絡が」

いきなりがばっ、と起き上がる。
「えぇ？！延期？」　「消去しましょうか？」

執事の言葉に、不満そうに答える。

「・・・・・いい。それよりお茶。」
　　　　　　　　　　　　「イエス・ユアハイネス」
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「延期、ねぇ」

ため息をつく少女の隣で、紅茶を入れる。

「まぁ、そうおっしゃらずに」

　　　　　　　「・・・・・今日のは何？」

「お嬢様のお好きなアールグレイを。」

　　　　　　　「そう」


　　　　　　　　　　　続く・・・・
キャラ崩壊してたらいって！