二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】銀色の執事様!!【恋☆話】 ( No.46 )
日時: 2010/08/03 19:04
名前: 黒蝶 (ID: HfS/slXT)

4text*考えること

銀時が『華堂院初音かぁ・・・』と名刺をみながら言っていた。
それを聞いた初値が銀時に言った。

『名前の由来はですね、初音の意味は鴬等がその年初めて鳴く声という意味で、いつでも鴬等のような声で唄ってほしいという理由らしいです』

銀時が『よく考えていることが分かったなぁ』と関心していた。
神楽は銀時の後から初音の横に廻りボスンと隣に座った。
そして神楽はにやっと笑いながら初音に向かって言った。

『じゃあ今私が考えてることが分かるアルか?』

初音はちょっと困ったような顔をしてう〜んと悩んでいた。
ちょっと戸惑いながらも初音は神楽に向かって言った。

『ん・・・。お菓子が食べたい、でしょうか?』

その答えを聞くと神楽は更ににやっと笑って初音の方を見る。
神楽は人差し指を立ててちっちっち〜と指を左右に振った。

『残念アル!今は酢昆布が食べたいアル!』

『外れましたか〜』と初音は残念そうに言う。
神楽は神楽で人の心理を読めるのかとか期待していたからそれもそれで残念だ。
しかし神楽はすぐに視点を変えて初音に言った。

『銀ちゃんの時だけ当たるアルね〜!!』

初音の背中をばんばんと叩きながら神楽は言う。
初音はふふっと笑うだけでまた何も言わなかった。
ふと前を見ると銀時はいなくなっていて新八と一緒に片付けの準備をしている。
時折新八の突っ込みが入ってくるのは何だろう。

『それでは先に行ってますのでみなさんも後から来て下さいね?』

初音はそう言って先に万屋を出て行った。