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更新！

第２０話

ピーーーッ！

後半開始のホイッスルが鳴った。

ボールを持ったリカが攻めていく。

浦（行くで！

リカがドリブルをして上がっていく。
だが瑠乃たちは見向きもせず雷門サイドへ上がっていく。

一（守らない？
一之瀬は瑠乃たちを見ながら言う。

でもリカは一人で上がっていく。
浦（このまま一点入れてやるわ！！
威勢よく言う。

龍（威勢がいいですね。
そう言いながらリカの前にゆうりが現れた。
にっこりとゆうりは笑う。

浦（笑ってる余裕なんか無いで！！
リカがゆうりに迫る。
龍（ありますよ。
ゆうりがまた笑う。

龍（オールアウト
呟くようにゆうりが言った。

浦（えっ……。
リカの動きが止まった。
ゆうりはその間にボールを取る。

リカはボールを取られてからやっと動いた。

土（何が起こったんだ。
一（動きが止まってた……。
何が起こったのか雷門イレブンにもそしてボールを取られたリカも分かっていなかった。

鬼（くそっ！皆戻れ！
鬼道が皆に指示を出す。
その指示で皆が雷門サイドに戻っていく。

ゆうりはそのまま上がっていく。

龍（騎士！
ゆうりが騎士にパスを出す。
それを綱海がカットする。

円（ナイス！綱海！
綱（おう！
綱海は上がっていく。

だが綱海を瑠乃と御神が囲む。
綱（くそっ！これじゃあ上がれねえ……。仕方ねえ。塔ｋ(８番。
氷歌の指示でパスがカットされる。

鬼（なぜパスが来るところが分かるんだ……。
鬼道は氷歌を見ながら考える。

鬼（なぜ……
氷（６番。
またパスがカットされる。

鬼（パスをカットされないためにはどうしたらいい……
鬼道はピッチを見渡す。

鬼（あいつよりも先にパスの来るところが分かれば……
鬼（あいつよりも先に……

鬼道は考え込む。

鬼（……もしかしたら……
鬼道は何かに気づいたように顔をあげた。

鬼（やってみるしかない……
鬼道は動き出した。

瑠（まだ？楽しくなるの。ねえ氷歌。
瑠乃は氷歌の方を向く。
氷歌はじっと鬼道の方を見ていた。
瑠（……氷歌？

氷（御神！
氷歌は大きな声を出す。

御（……どうした。
氷（フォーメーションの確認しといて。
氷歌は淡々と言う。

御（……分かった。
瑠（なんで？なんで確認なんかすんの？
瑠乃は不思議そうに氷歌に聞く。

氷（集中する。
氷歌が淡々と言う。
氷（面白くなるよ。
瑠（……？

そのころボールは塔子が持っていた。
だが真希と阿達に囲まれて動けない。
塔（くそっパスするしかない……。綱ｍ(４番！
阿達がパスを取ろうと動く。
円（また取られる！
皆がそう思い、阿達がパスを取った。
そう思ったが……


阿達の足元にボールは無かった。



ボールは鬼道の足元にあった。

鬼道がいたのは塔子と阿達の間だった。
真（パスカットを……カットした？


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なんか中途半端。
すいません。
オリ技は次から出そうと思います。
頑張ります！