二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 未来を知る少女【オリ技募集中!】 ( No.251 )
- 日時: 2010/11/02 11:18
- 名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: KnTYHrOf)
続き
「怪盗イナズマ」
4人は高く高く飛び上がった。
そして博物館の庭に着地する。
高く飛んだ割には着地の音はしなかった。氷歌が念力で体を浮かせたからだ。
円(よし!着地!
円堂が嬉しそうに言う。
鬼(行くぞ。
鬼道が入り口の方を見ながら言う。
豪(あぁ。
そう言いながらゆっくりと茂みを移動していく。
入り口に一番近づいたところで氷歌が通信機で風丸に指示を出す。
氷(ダイヤ。
風(近づいたか?
風丸が唐突にそう言う。
氷(えぇ。音立てるからよろしくね。
風(了解。
風丸がそう言いながら氷歌たちがいるのとは全く逆の方向の茂みを見た。
すると氷歌がその茂みの方に手を突き出した。
そして手に思い切り力を入れる。
すると風丸が見ている方向の茂みがガサガサッと音を立てた。
氷歌が念力で茂みを揺らしたのだ。
その音に反応して警備員に扮した風丸が動き出す。
風(いたぞ!!怪盗イナズマだ!!
風丸が大声で指を指しながらそう言うとほかの警備員が一斉に反応してそこへ走り出す。
警備員(いたぞ!あそこだ!!捕まえろ!!
入り口の警備をしていた警備員もそこへ走り出す。
警備が乱れ始めた。
円(行くぜ!!
警備が手薄になったのを見計らい氷歌たちが入り口に向かって信じられないスピードで走りだす。
風丸も警備が必死で茂みを探しているすきをついて入り口に走り出す。
不動も博物館の屋根に隠れていたがどさくさに紛れ氷歌たちと合流した。
全員揃ったところで氷歌が念力で入り口を閉め始めた。
それに一人の警備員が反応した。
警備員(違う!あそこにいるぞ!入り口をふさぐつもりだ!!
その声で茂みを探していた警備員たちが大急ぎで入り口へ走っていくがもう扉が閉まってしまう。
バン!!
大きな音がして入り口が閉まった。
そして鍵も閉められた。
警備員(くそっ!あかない!!
必死に警備員たちが扉を開けようといろんなことをするが博物館の扉だ。そう簡単に開くはずがない。
円堂は警備員たちに笑いながら手を振り、走り出した。
不(なんか面白くねえな。
不動が走りながら言った。
風(まあ、部屋まで行ったら少しは面白くなるんじゃいか?
風丸が笑いながら言う。
そんなことを言っているとティアラがある部屋まで来てしまった。
だがさすがに部屋の前には警備がかなりついていた。
円(ちょっとやばそうじゃないか?
円堂が少しひきつった笑顔を見せる。
確かに少しやばそうだった。警備員は銃をこちらに向け、今にも打ちそうな勢いでこちらを睨んでいる。
豪(……どうする?
鬼(……さあ……エンジェルに任せるしかないだろ。
鬼道はそう言いながら氷歌を見る。
氷歌は嬉しそうに笑っていた。
氷(そんな銃じゃ私たちを止められないよ。
にっこり笑いながら氷歌は右手を顔の高さまで上げ、パチンッと鳴らした。
すると銃が警備員のてから消えた。
警備員が驚いていると氷歌たちの足元に消えた銃が現れた。
警備員は信じられないという顔をしている。
氷歌はその銃からテレポートを使って弾だけを抜き取ってその弾をどこかへテレポートで飛ばした。
氷(これで使えないでしょ。
氷歌はそう言って笑った。
警備員は驚いて腰を抜かしていた。
円堂たちはその間を通って部屋の扉を開けた。
中にはフィディオたちがティアラを守るようにして待ちかまえていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
意味不。
何がしたいんだ俺は。
多分次で最後になると思います。
頑張ります!