二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 未来を知る少女【オリ技募集中!】  ( No.255 )
日時: 2010/11/03 12:12
名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: KnTYHrOf)

最終回……かも!

「怪盗イナズマ」

フィディオたちは銃を動かさず、ただひたすら円堂たちをじっと見ていた。

豪(……こいつらがジョーカーの言ってた指揮を取ってるやつらか?
豪炎寺が不動の方を見ながら言う。
不(あぁ。こいつらだ。
不動がフィディオたちの方を睨みながら言った。

テ(俺たちの事筒抜けになってるみたいだがなんでだ?
テレスが目線は変えずにフィディオたちに聞いた。
マ(俺たちが知ってるわけないだろう。
マークも目線を変えずに返事をした。
するとフィディオが急に目つきを変えた。

それに気づいて円堂たちは少し後ろに下がった。
部屋に緊張が走る。
テレスたちもそれを感じ少し後ずさりをした。

フィ(聞きたいことがある。
目つきは変えず淡々とフィディオがそう言った。
それに反応したのは氷歌だった。
氷(何?
フィ(君たちのリーダーは誰だい?
フィディオは円堂たちを見ながら言った。
氷(……リーダーねえ……
氷歌は考え込むように首を傾げて言った。
氷(……リーダーじゃあないけどそんな感じなのはイナズマかな?
氷歌は円堂を見ながら言った。
円(え、俺?
円堂が驚いて皆の顔を見る。
豪(確かにそうだな。
鬼(あぁ。そうだな。
不(頭は一番悪いけどな。
風(予告状もイナズマで出してるしな。
皆まあそうだなという感じの顔をしながらそう言った。
氷(そう言うこと。でなんでそんなこと聞いたのかしら?
氷歌は急に話を変えるようにして言い切り、フィディオの方を見た。
フィ(そうか……じゃあそのイナズマって言う君を倒せばこのチームはバラバラになるのかな?
フィディオはそう言いながら円堂の方に銃を向けた。
それに反応して氷歌たちが身構える。
ロ(フィディオ!やめろ!
ロココが大きな声でフィディオを止めようとする。
だがフィディオの指に少しずつ力が入っていく。ひきがねが少しずつ後ろに下がっていく。
エ(フィディオ!

バァン!!
大きな銃声が部屋に響く。
火薬のにおいが充満する。
銃口からは薄く煙が上がっていた。

フィディオは引き金を後ろまでひいていた。

ということは円堂は倒れているということだ。



だが、円堂は平然とそこに立っていた。
血など一滴も流さず、さっきと同じように何も変わらず立っていた。
銃は撃たれたのになぜ立っているのか。
そんなこと簡単だ当たらなかったのだ。
弾が円堂には当たらなかった。
フィディオが外したわけではない。フィディオ寸分の狂いもなく円堂の頭を狙って撃った。
ではなぜ円堂は倒れていないのか。なぜ円堂に弾は当たらなかったのか。

それは円堂の少し前を見れば簡単に分かった。




円堂の前には氷歌がいた。


だが氷歌からも血など一滴も流れていなかった。
氷歌にもあたっていないのだ。


弾は氷歌の額の前で
氷歌の人差し指よ親指で掴まれていた。

フィディオたちは信じられないという顔をしている。
円堂は氷歌の方をじっと見てた。
鬼(エンジェル……
鬼道は心配そうに氷歌の名を呼んだ。

氷歌はそれに目もくれず、弾を掴んだまま額から離し、じっと弾を見た。

氷(……これ、普通の弾じゃないね。ゴム素材のショック弾か。
氷歌はじっと弾を見たままそう言った。

エ(弾を止めた……?
テ(マジかよ……
マ(どうやって……
エドガーたちは驚愕していた。

フィディオは銃を下して氷歌を信じられないという顔で見ていた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ちょっと中断!
ここからちょっと説明してからじゃないと分かんないと思うんで氷歌の能力とかその他の紹介をしてから書きます!!