二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 未来を知る少女【オリ技募集中!】 ( No.277 )
- 日時: 2010/11/07 12:14
- 名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: KnTYHrOf)
今度こそ最終回!
「怪盗イナズマ」
氷(イナズマ。大丈夫?
氷歌は心配そうな顔で円堂の顔を覗き込んだ。
円(え、あ、大丈夫だよ。
円堂はびっくりした顔で言った。
氷(そう。
氷歌はそう言うとフィディオたちの方にくるりと振り返った。
フィ(ティアラを守れ!
フィディオが指示を出す。
それに反応してテレスたちが銃を構えながら少しずつ下がっていく。
鬼(どうするんだ。エンジェル。
鬼道が氷歌に聞く。
氷(さあ。あっち銃持ってるんだしどうしようもないんじゃない?
風(そんな適当に言うなよ。
風丸があきれたようにそう言った。
氷(そうね……じゃあ、
氷歌はそう言いながらポケットからビー玉のようなものを出した。
そしてそれを後ろに投げる。
すると円堂たちがそれを一人ニ個ずつ受け取る。
氷(いつも通りで行きますか。
氷歌はにっこりと笑いながらそう言った。
円(あぁ!
円堂が大きな声で返事をする。
フィ(来るぞ!
フィディオがそう言ったがもうその頃にはフィディオたちの前には風丸と不動しかいなかった。氷歌はさっきまでいたところとは真逆の、部屋の端にある窓辺にいた。円堂たちもその近くにいた。氷歌がテレポートさせたのだ。
フィディオたちはそっちに気を取られていると
不(そっちばっか見てていいのか?
と不動がにやりと笑いながら言った。
すると風丸と不動は空中にさっき氷歌からもらったビー玉のようなものを投げた。
そのビー玉のようなものは空中で白と黒のボールに形を変えた。
ボールとはもちろんサッカーボールだ。
そしてボールは不動たちの元へと落ちてくる。
不動と風丸はボールが地面に着く前に思い切りボールを蹴った。
だがボールはフィディオたちには当たらず、風にあたって跳ね返っていく。
ボールは跳ね返るたびスピードを上げていく。
どんどんスピードが上がっていき、目で追えないほどになっていく。
するとバンッ!という音がした何かと思い、フィディオが音のした方を見るとエドガーが驚いた顔をしていた。そしてエドガーの手にあったはずの銃がなくなっていた。
バンバンバン!
とまた音がした。
すると今度はマーク、ロココ、テレスの手から銃がなくなっていた。
ボールを手に当てて銃を奪っていたのだ。
そしてついにバン!とフィディオの手にもボールが当たった。
カシャンという音を立てながら銃が床に落ちる。
フィディオがそれを拾おうとするがもう遅い。
パチンッ
と氷歌が指を鳴らすと銃が消えた。
そしてその銃は氷歌の足元に現れた。
氷歌はその銃からまた弾を抜き、テレポートでどこかへ飛ばした。
フィディオたちが氷歌をじっと見ていると氷歌がニコッと笑った。何だとフィディオが不思議そうな顔をした。
すると氷歌がフッと消えたと思うとフィディオの隣に現れ、また消えた。
そして氷歌は不動や風丸のいるところに現れた。
フィディオたちが氷歌の方を向いていると
バンッ!
と銃を撃ったような大きな音がした。
フィディオがその音に反応して後ろを向くとボールが三つすごいスピードで向かってきていた。
フィディオが大声で
フィ(伏せろ!!!
といった。
バァン!
大きな音がした。
ボールはフィディオたちには当たらず、ティアラが入っているガラスのケースにあたっていた。
だがケースにはヒビすらはいっていない。
円(あれ?壊れない。
鬼(かなり頑丈なケースだな。
円堂たちがそう言っているとフィディオが立ち上がりながら
フィ(当たり前だよ。君たちからティアラを守るために作った特注品だからね。
と言った。
不(どうすんだよ。
風(大丈夫だよ。エンジェルがいるんだから。
風丸が氷歌の方を見ながらそう言った。
氷歌は下を向いて笑っていた。
氷(行くよ。
氷歌は顔を上げるとじっとフィディオたちの方を見た。
すると急に氷歌の手に鋭い剣が現れた。
フィディオたちが驚いている間に氷歌はティアラの入っているケースを切っていた。
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時間がなくなった!
すいませんこれから部活なんで中断!次こそ最後まで書きます!