二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 未来を知る少女 ( No.28 )
日時: 2010/08/18 18:59
名前: カエル (ID: KnTYHrOf)

ひさしぶりの更新です!

部活の遠征からやっと帰ってきました!
3日間テニス三昧でした…。


第4話

氷歌がいたのは帝国スタジアムの観客席だった。
場内は大きな歓声に包まれ、今、帝国と雷門の選手がスタジアムに入場していた。

氷(始まるね、 さて、どうなるのかな。
氷歌はそう言いながら腕を組み、壁にもたれた。

そして急に真剣な顔になった。

その時、サッカーグラウンドでは選手が各ポジションにつき、試合開始のホイッスルが鳴ろうとしていた。

氷歌は真剣な顔で、強い目で、帝国の雷門の選手一人一人の顔を見た。

ピーーーッ!

ホイッスルが鳴った。

すると突然、雷門側の天井からドンッ!と大きな音を立て鉄骨が何本も降ってきた。

帝国の選手や観客、雷門のベンチの人々は驚き、目を見開いていた。

だが、氷歌は顔色一つ変えず雷門側のグラウンドをじっと見ていた。

すると舞い上がった砂が消え、雷門側のグラウンドがあらわになると、氷歌は笑みをこぼした。

雷門の選手はみんな無事だった。

観客席や雷門のベンチからは安堵の声が聞こえた。

氷歌は笑ったままスタジアムを後にした。

そして廊下を歩きながらまた歌を歌っていた。