二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 未来を知る少女 【オリキャラ募集中!】 ( No.362 )
日時: 2010/12/07 00:54
名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: vnwOaJ75)

第25話

鬼(どういうことだ。
鬼道が氷歌に聞く。
氷歌はにっこりと笑いながら答えた。
氷(私のゲームメイクはタイミングやポジションが大切なんです。たとえ私がそこにパスが来ると分かっても仲間がそのそばにいないとパスはカットできませんから。
豪(確かに……
氷(だから私がすごいんじゃない。皆がすごいんです。このメンバーでないと、月空中でないとこんな風なゲームメイクは出来ません。雷門では出来ないと思います。なので皆さんの力になることは出来ないと思います。
氷歌は笑いながら、淡々とそう言った。
瑠(……氷歌……
瑠乃が氷歌の方を見て驚いた顔をしていた。
真(氷歌……そんな風に思ってたの……?
真希も驚いていた。
桜(氷歌がそんなことを言うなんて珍しいな。
騎士が淡々と言った。
氷(まあ、確かに珍しいかもね。でも事実だよ?
氷歌が笑いながら言った。
龍(そんなこと言ってくれると嬉しいね。
ゆうりがにっこりと笑いながら言った。
氷(そう?
氷歌が不思議そうにでも笑いながら聞く。
皆(嬉しい。
氷(クスッ……
氷歌が嬉しそうに、楽しそうに笑った。
瞳(月城さん。
瞳子監督が氷歌を呼ぶ。
氷(はい。
氷歌がさっきと同じように返事をした。
瞳(では、イナズマキャラバンには参加は出来ないということかしら。
淡々と、冷静に監督が言う。
氷(……はい。そう言うことになります。
氷歌が少し残念そうに言った。
すると
円(そっか……残念だなあ!
と円堂が大きな声で言った。
氷(?
氷歌が不思議そうな顔をしていると円堂が氷歌の方に来て右手を氷歌の前に出した。
円(残念だけどすっげー楽しかった!ありがとな!
そう言ってにっこり笑った。
氷歌は円堂が出した右手を見てまた不思議そうな顔をした。
そんな氷歌を見て円堂も不思議そうな顔をした。
円(どうしたんだ?
円堂が氷歌に聞く。
氷歌はきょとんとした顔で円堂の顔を見た。
氷(……あの……その手は?
氷歌は円堂の出した右手を指差しながら聞いた。
円(え?手?握手だよ。
円堂が驚いたようにそう言った。
氷(……握……手?
氷歌が驚いた顔をして言う。
円(?
円堂がまた不思議そうな顔をしている。
すると氷歌が
氷(あの……知ってるんですよね。私の力の事……。
と円堂に聞いた。
円堂は不思議そうな顔のまま答える。
円(力って超能力の事か?聞いたけど……それがどうかしたのか?
氷(……どうかしたのかって……
氷歌は信じられないという顔をして円堂に聞き返す。
円(?
円堂はホントにどうかしたのかという顔をしていた。
氷歌は驚いていた。
力のことを知っているということは透視されることを知っているということ。
なのにどうしてこんな簡単に握手と言って手を出せるのか氷歌には信じられなかった。今までそんな人はいなかった。
氷歌はもう一度円堂の方を見た。
円堂は手を戻すことなくずっと氷歌の方を見ていた。

氷歌はクスリと笑った。
そして円堂の手を握りはせず、右手に少し力を入れた。
すると円堂の手は無理やり体の横に戻された。
氷(冗談でもそんなことはしない方がいいですよ。もし私が握手してたらどうするんですか?
氷歌は笑ったままそう言った。


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意味不。
なんだこれは。
続きは明日!