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第２６話

円（？
円堂は不思議な顔をしたままだった。
氷歌の言っていることがどういう意味か分からなかったからだ。
氷歌は手に力を入れたまま、円堂の手を止めたまま笑っていた。
氷（そうだ！雷門のみなさん、今日泊まっていきますよね？
氷歌は嬉しそうに両手を合わせながら言う。
瞳（えぇ。そうするつもりよ。
瞳子監督が淡々と言った。
氷（キャラバンで、ですか？
氷歌が嬉しそうな笑顔のまま聞く。
瞳（もちろん。
当然というように瞳子監督が答える。
氷（だったらキャラバンじゃなくて私たちの施設に泊まりませんか？
氷歌が満面の笑みで嬉しそうに言った。
皆（えっ！
氷（空き部屋ならたくさんありますし、キャラバンで寝てたらきつくないですか？私たちは全然かまいませんし。ねえ。皆？
氷歌が嬉しそうに月空中の皆に聞く。
龍（いいんじゃない？
ゆうりがにこやかに笑いながら言う。
瑠（どーでもいい！好きにしたら？バーカ！
瑠乃は少し嬉しそうにそう言った。
氷（嬉しいんじゃない。
氷歌が笑いながらそう言った。
秋（ホントにいいんですか？
氷（はい。もちろんですよ！
氷歌がニコニコと笑いながら言う。
瞳（そう……じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかしら。
園（やったぁ！私雷門中のお話聞きたい！
沙良がぴょんぴょん跳ねて喜んでいる。
円（ホントにいいのか？月城。
氷（いいですよ。久しぶりに楽しい試合させていただきましたし。お礼です。
氷歌も嬉しそうに笑っていた。

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時間なくなった……。
今日中にもう少し進めたいな……