二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 未来を知る少女 【オリキャラ募集中!】 ( No.371 )
日時: 2010/12/10 16:53
名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: vnwOaJ75)

第27話

円堂たちは氷歌たちと一緒に月空中の寮の中を歩いていた。
円(すっげー広い……
鬼(確かにかなり広いな。
円堂や鬼道が言うように、中はかなり広かった。
白(無駄に、ですけどね。
氷(ハハハ!無駄かもね。
沙希と氷歌は笑いながら言った。
氷(あ、着きましたよ。この辺りは全部空き部屋なので好きなところに泊まってください。
氷歌は立ち止まって言った。
氷(中は……
氷歌はそう言いながら部屋の戸を開け、部屋に入り電気をつけた。
氷(こんな感じです。
氷歌がそう言うと、パッと電気がつき部屋の中が見えた。
部屋の中には奥に大きな窓があり、そのそばにベット、入り口の近くには本棚が1つ、そして窓のそばには勉強のための机があった。
壁(すごい!テレビまであるっス!
壁山が大きな声で言った。
円(部屋も広いな〜
円堂は部屋に入りながら言う。
氷(気に入ってもらえましたか?
氷歌はニコニコと笑いながら聞いた。
円(あぁ!
円堂は満面の笑みでそう答えた。
氷(そうですか。良かった。
氷歌も嬉しそうに笑う。

狐(氷歌。
猶が氷歌を呼ぶ。
氷(?どうかした?猶。
狐(ご飯作らなくていいのか?
猶が淡々と聞く。
氷(え?……今……何時?
氷歌は一瞬驚いた顔をし、猶の顔を見て聞いた。
狐(4時。
猶は考えもせず、きっぱりと答えた。
それを聞いた氷歌の顔がサッと青ざめた。
氷(やばっ忘れてたぁ!!
氷歌はそう言いながら走って部屋を出た。
そして何か思い出したように振り返り。
猶たちの方を見て、
氷(雷門のみなさんのことお願いね。ちゃんと案内しておいて。
というとパッとその場から一瞬にして消えた。

円(消えた……
円堂たちは少し驚いていた。
白(テレポートですよ。鬼瓦さんから聞いてますよね?
沙希がにっこりと笑いながら言う。
円(聞いてるけど……
白(聞いてるけど驚きますか。
沙希がクスクスを笑ってそう言う。
円(あ、あぁ。
円堂が驚いた顔のまま、返事をした。
龍(馴れませんよね。そんな簡単には。
ゆうりが言う。
白(あ、そっか。
沙希がなるほどと言うように両手をポンと叩いた。
園(そんなことより案内!
沙良が沙希の服の袖を掴んで引っ張っていく。
白(そうね。行きましょ。案内するのでついて来てください。
沙希はそう言って歩き出した。
円堂たちはそれについていく。
園(まず何処行く?
沙良がニコニコと嬉しそうに笑いながら沙希に聞く。
白(そうね……
沙希が考え込む。
すると猶が
狐(広間からだろう。
と淡々と言った。
白(あ!そうか。
園(じゃあ広間からね!!
沙良は元気よく大きな声でそう言った。


沙良たちについて歩いていくと大きな部屋についた。
龍(ここが広間ですよ。
ゆうりがそう言った。
部屋には絨毯が敷かれていて、大きなテレビやおもちゃ、本棚が置いてあり、その周りには丸いテーブルがいくつか置かれていた。
円堂たちはその部屋を見渡した。
すると部屋の左側からおいしそうな匂いがしてきた。
壁(なんかいい匂いがするっス。
壁山が嬉しそうにそう言う。
そして皆がその匂いのする方を見ると、まだ部屋が続いていて、四角いテーブルがたくさんあり、その奥の方にカウンターを1つ挟んでキッチンがあった。
そこでは氷歌が料理をしていた。
氷歌は忙しそうに冷蔵庫から食材を取りだしたり皿を取りだしたりしていた。

円堂たちが部屋に入ると氷歌はそれに気づき、手を動かしながら円堂たちの方を見た。
氷(あれ?どうしてここに?
氷歌は不思議そうにそう言う。
園(広間の案内しに来たの!
沙良が元気よくそう言った。
氷(そうなの、ちゃんと案内しなよ?
氷歌が手を動かしたままにこりと笑ってそう言った。
園(うん!
元気よく沙良が返事をした。

沙希が広間のことを説明し終えると、次の場所に歩き出した。
皆で廊下歩いていると、
円(?
円堂が不思議そうな顔をして急に立ち止まり、壁の方に体を向けた。
塔(円堂?どうしたんだ?
塔子が円堂の顔を覗き込む。
すると円堂は壁を指差した。
塔子が壁を見てみると、


そこにはたくさんの絵が飾られていた。


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昨日書けなかったので今日頑張りました!
次は円堂が見てる絵について書きます!
頑張ります!