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第２９話

円堂たちは沙希たちに施設を一通り案内してもらい、今は食堂に向かっていた。
塔（そう言えばさっきの月城の絵、すごかったな！
円（あぁ！すごかった！
二人が楽しそうに笑いながら会話している。
円（まさか鬼道が月城の絵を知ってるなんてな。びっくりしたよ。
鬼（俺も絵を見て思い出したんだ。
鬼道が淡々と言った。
豪（着いたぞ、食堂だ。
豪炎寺が立ち止まった。
円（あ！ホントだ！
円堂が少し驚いたように言った。
そして円堂たちが食堂の中に入ると

先に来ていた月空中の皆が楽しそうに嬉しそうにご飯を食べていた。
壁（うわぁ！うまそうっス！！
壁山が皆が食べているご飯を見て言った。
氷（皆さんも座って食べてください。
氷歌がキッチンからニコニコ笑いながら言った。
壁（やったっス！
壁山がそう言いながら早々と席についていた。
皆もそれぞれ席に座った。
皆（いただきます！！
そう言って皆がご飯を食べ始める。
壁（う、うまいっス！！
壁山がすごい勢いで食べながら言った。
円（ホントだ！うまい！！
円堂もすごい勢いで食べながら言った。
秋（こんなにおいしいものが作れるなんて……
春（すごいですね……
二人が驚いていた。
円（ふぁ、こふぇせんふふひひほはつふってるほか？
円堂が何か言ったが口にご飯を詰め込んでいて何を言っているのか分からない。
豪（円堂……食べてから言え……
円（ふぇ？あ、あぁ。なぁ、これ全部月城が作ってるのか？
円堂がご飯を飲みこんでからそう言い直した。
狐（あぁ。そうだ。
園（全部氷歌ちゃんが作ってるんだよ！朝ごはんもお昼ごはんもぜ〜んぶ！
沙良がニコニコ笑いながら言った。
夏（え？朝ごはんも全部！？
夏未が驚いたように言う。
白（はい。全部ですよ。
氷（給食は違うでしょ。
氷歌がキッチンから顔を出しながら言った。
園（でも休日は作ってるじゃん！
沙良が大きな声で言った。
氷（まあね。
氷歌は少し嬉しそうに笑った。


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なんか……短い……
次も楽しい感じにしたいなと思います！