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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 未来を知る少女 ( No.433 )
- 日時: 2010/12/28 14:25
- 名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: e/CUjWVK)
更新!
鬼道視点です!
第36話
「笑った方がいい?」
なぜだ。
確かにその方がいいかもしれない。
でも無理してまでなぜ笑った方がいいと思うんだ。
「はい。そう思いませんか?」
月城がニコッと笑う。
「作り笑いだな。」
これは間違いない。
「ハハッばれた。」
これも
「また作り笑い。」
なんでだ?
なんでそこまでしてまで笑う?
「……もう癖になってるんですよね……多分。」
少し悲しそうに月城が言う。
「簡単には治らないですよ。これは。」
淡々とでも悲しそうにそう言う。
「もういいですか?この話は。」
月城がこっちをを見て笑う。
もちろん作り笑いで。
「……あぁ。」
気になるけどな。
「で、それより聞きたいことあるんじゃないんですか?」
月城はキャンパスに目を落とす。
聞きたいこと……
確かにあるが教えてくれるものじゃあないだろうな。
「パスカットの事。」
月城が淡々とそう言った。
ばれてるか。
「あぁ。聞きたいな……」
「いいですよ。別に。」
淡々とした声が部屋に響く。
「そんなに難しいことじゃあないですしね。」
……難しいことじゃない?
「多分、鬼道さんにも出来ますよ。」
ニコッと月城が笑う。
また作り笑い。
「ここで話すのも何なので。」
月城がそう言って立ち上がった。
そして指をパチンと鳴らした。
すると次の瞬間、俺と月城がいたのは……
月空中の屋上だった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
短い……
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