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第８話

世宇子スタジアム

スタジアムには雷門中イレブンが話をしている。
氷歌は観客席でその話を聞いていた。

響（円堂。おまえのおじいさん、大介さんは影山のよって殺されたのかもしれない。

全（えっ！！

氷（……鬼瓦さんめ、響監督に言ったのか。
氷歌は少し怒ったように言った。

響（大介さんはあの事故の事を調べていた。それを影山にかぎつけられ、殺されたんだ。

円（そんな……。

秋（円堂君……。
響（円堂、おまえがこのことを聞いて影山を憎み、試合をするのであれば、俺はこの試合を棄権する。どうする円堂。

円（……っ。
円堂は険しい顔になった。

豪（円堂。
豪炎寺は何か伝えるように円堂の名前を呼んだ。
円（豪炎寺……。

秋（円堂君。
秋も何か伝えるように円堂に優しく微笑んだ。
円（秋。

全（円堂！
皆、一斉に円堂の名を呼んだ。

円（……皆。　監督！

響（決めたか、どうする円堂。

円（……影山は確かに憎いです。……でも俺はここにサッカーをしに来たんです！俺は試合をします！
響（……そうか。だったら早く着替えてこい。もうすぐ試合が始まる！

全（はい！
皆、大きな声で返事をした。

秋（じゃあ、私たちも準備しましょう！
春（はい！！
春奈は笑顔で返事をした。



氷（彼らしい答え……。
氷歌はそう言いながら微笑み、壁にもたれた。

氷（さあ、彼らは未来を変えてくれるのかな……。
氷歌の声には期待がこもっているように聞こえた。

プルルルッ　プルルルッ
また電話が鳴った。

氷（なに？鬼瓦さん。
鬼瓦（なにって、もうついたぞ、何処に行けばいい。
氷（ああ、ホント？もう着いたんだ。じゃあそのまま少し待機してて。今入ったらばれちゃうから。
鬼瓦（あぁ、分かった。
氷（ねえ鬼瓦さん、彼らは未来を変えてくれると思う？
鬼瓦は少ししてから
鬼瓦（俺には分からないさ……今の予知はどうなんだ。
氷歌は少し言うべきか迷ったが少したってから

氷（世宇子が勝つ。それが今の予知。
鬼瓦（そうか……。
氷（どう思う？
鬼瓦（言っただろう俺には分からないと、だが……
氷（だが……なに？
氷歌は気になり鬼瓦に聞いた。

鬼瓦（あいつらならそんな予知ひっくり返すさ。
鬼瓦はきっぱりとした口調で言った。

氷歌は少し驚いて声を出さなかった、でも
氷（そう…かな…。
とまた期待のこもったような口調で言った。

氷（じゃあまた指示する。
そう言って電話を切った。

それと同時に、着替えを終えた雷門を選手がスタジアムに入ってきた。

氷（楽しみ…。
そう言って氷歌は微笑んだ。


もうすぐ試合開始のホイッスルが鳴る。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あれ？
なんか変な文。
すいません。

９話は試合開始です。

頑張ります。