二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 未来を知る少女  オリキャラ募集中! ( No.88 )
日時: 2010/08/28 00:07
名前: カエル ◆tr.t4dJfuU (ID: KnTYHrOf)

更新!

第9話

ピーーーーッ

試合開始のホイッスルが鳴った

それから10分

雷門は世宇子に攻めこまれ続けていた。
負傷者も多くもう交代できる選手はいない。
どころか10人しかピッチに出ていない。

ア(ヘブンズタイム
一・鬼(うわぁ!!

デ(ダッシュストーム!!
土・影(ぐわぁ!!
雷門はもうボロボロだった。

氷(…はぁ。
氷歌は溜息をついた。
氷(予知の通り……か。

氷(そろそろ指示出さなきゃ…。
氷歌はそういうと観客席から出て、携帯を取り出した。

スタジアムからはザワザワという観客の声が聞こえる。
プルルルッ プルルルッ
ガチャ

鬼瓦(氷歌か!
鬼瓦は電話に出るなり大声を出した。

氷(…うるさい…。
氷歌は少し怒ったように、不機嫌そうに言った。
鬼瓦(ああ、すまん。
氷(準備できてる?
鬼瓦(ああ、もちろんだ。で何処から入ればいい。
氷(裏の警備員専用の入り口。
鬼瓦は不思議そうに言った。

鬼瓦(あの入り口から入るにはパスワードがいるんじゃ…
氷(それは大丈夫。ちゃんと開くようにした。
鬼瓦(さすがだな。
氷(入ってからは鬼瓦さんに任せる。自由にして。
鬼瓦(分かった。
氷(じゃあ、よろしく。
氷歌はそう言うと電話を切り、スタジアムに戻って行った。


点差は変わらず3対0世宇子がリード。
氷歌は壁にもたれながら腕を組み、じっとスタジアムを見た。

試合開始から20分。
そんな時アフロディが急にボールを外に出した。


氷歌はベンチに戻って行く世宇子の選手を見ながら不機嫌そうな顔をした。


夏(ねえ、あれ変じゃない?
夏未は世宇子のベンチを見ながら言った。
春(はい、いくらリードしているからって許せません!
夏(そうじゃなくて、全員一緒にってところがよ。

秋(うん。確かに試合中の水分補給の大事だけど試合中に全員がベンチに戻ってなんて聞いたことがない。
春(確かに…。

夏未は真剣な顔で
夏(影山なら… みんなついてきて!
と言った。


スタジアム 立ち入り禁止廊下
厳重な警備がされた廊下に夏未たちはいた。

すると、そこに世宇子の選手たちが飲んでいたドリンクが運ばれて来た。

?(誰も中に入れるなよ。
警(はっ!

ガラガラとドリンクを乗せた台車が廊下を進んで行く。
夏未たちはそのドリンクをじっと見ていた。

警(不思議なものだね。
夏未たちは警備員を方を見た。

警(私もあれを飲めば君より強くなれるのかね。

春(聞きました!?
秋(やっぱり夏美さんの言った通りあのドリンクには秘密があるんだわ!

すると夏未の肩を誰かが掴んだ。

それは鬼瓦だった。
夏(刑事さん!
鬼瓦(なぜおまえたちがここに!?

みんな小さな声でこそこそと会話をしていた。
秋(世宇子の選手がみんなベンチに戻って水分補給してるのがおかしいと思って、もしかしたらドリンクに秘密があるんじゃないかって調べに来たんです。
鬼瓦(!!そうか、で秘密はあったのか?

鬼瓦か聞くと春奈が
春(はい!やっぱりあのドリンク、何かあるみたいです!警備の人たちが言ってました!
とすぐに答えた。

鬼瓦(…そうか…分かった、あとは俺に任せてお前たちは戻れ!
春(何でですか!
鬼瓦(ここから先は危険すぎる!おまえたちは円堂たちの世話もしなくてはいけないだろう?もうすぐ前半が終わる!早く戻れ!
鬼瓦は小さな声だが、強く夏未たちに言った。

夏(でもここから戻るのは難しいわ…。それに刑事さんも向こうまで行くのはあの警備の人たちもいるしその格好をしていてもきっと怪しまれてしまうし……。
夏未は考えながら言った。

鬼瓦(……確かにそうだな。
秋(だったら、私たちがおとりになります!
秋は強い目で言った。

鬼瓦(なっ!
春(確かにそれなら逃げられるかもしれませんし、刑事さんも向こうに行けますよ!
鬼瓦(ダメだ!そんなこと許可できない!
鬼瓦は少し大きな声を出した。

夏(でも、これ以外方法はありません!
鬼瓦(くっ・・・・。
鬼瓦はくやしそうな顔をした。
秋(お願いします!刑事さん!
秋は鬼瓦をじっと見ていた。

鬼瓦(…分かった。 だが、逃げ切れるんだな?
3人(はい!





3人(きゃあーーーーーっ!!
警(なんだ!

すると夏未たちが隠れていたところから出てきた。
そのあとに続いて変装をした鬼瓦が出てきた。

鬼瓦(そいつらを捕まえてくれ!!

鬼瓦がそう言うと春奈が手に持っている何かがキラリと光った。

警(!!まさか神のアクア!?待てっ!!

警備員は夏未たちを追って行った。

鬼瓦はは警備員が行ったのを確認すると、ドリンクが運ばれて行った部屋へと急いだ。
すると、頭の中に声が響いた。

氷(うまく行ってるみたいだね。
鬼瓦(氷歌。
氷(声は出さなくていい。考えれば私には聞こえる。

鬼瓦(何の用だ。
氷(別に、どうなってるのかなって。
鬼瓦(あいつらは逃げ切ったか?
氷(えぇ。もうすぐ廊下から出る。
氷歌は淡々としゃべる。

鬼瓦(試合はどうなってる。
氷(3対0世宇子。もうすぐ前半が終わる。
鬼瓦(…予知と…一緒なのか?
鬼瓦は聞くべきか迷ったが聞いた。

氷(うん。…一緒だよ。
鬼瓦(…そうか…。
聞かなければよかった、鬼瓦はそう思った。
氷(聞かなければよかった。って思ってる。
鬼瓦(なっ……。
氷歌は続けた。
氷(別にいい。まだ後半があるし。
鬼瓦(ああ。

氷歌は少しの間しゃべらなかった。
鬼瓦(氷歌?
氷(頑張ってね、鬼瓦さん。

氷歌はそう言うとテレパシーを送るのをやめた。

氷(未来は変わるのか……。


前半がもうすぐ終わる。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

試合の様子が全然ない…。
次のはちゃんと試合の様子入れます!

10話で世宇子戦終わるかなあ…。

頑張ります。