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更新！

第１０話

前半が終わり、両チームがベンチに戻っている。

氷歌はそんな光景に見向きもせず予知の確認をしていた。
同じ光景が何度も氷歌の頭の中で繰り返される。

倒れている雷門イレブン　４対０を表示している掲示板　長い試合終了のホイッスル　当然といった顔をしている世宇子イレブン

どれだけ見ても何も変わらない、同じ光景。
氷歌は予知を見るのをやめ、雷門のベンチを見た。
夏未が円堂たちに何かを言っている。
氷歌はなにを言っているのかを確認はしなかった。

氷（……はぁ……。
氷歌は深い溜息をついた。

氷（変えてよね……未来を。
氷歌は円堂たちを見ながら言った。

ハーフタイムが終わり、選手がピッチに出てきた。
氷歌はじっと円堂たち雷門イレブンを見ていた。

氷（頑張って……。

後半開始のホイッスルが鳴った。


それから１０分

雷門は攻めるも世宇子のディフェンスに阻まれ、円堂はフォワードにシュートを撃たれ続けていた。

氷（予知の通り……やっぱり変わらないの……？
氷歌は悲しそうな顔をしていた。


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短め。
なんか氷歌の事ばっか。
次で世宇子戦最後です。

エイリア編がそろそろ始まります！

頑張ります！