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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】僕ノ罪、君ノ罰。 【オリキャラ募集終了】 ( No.21 )
- 日時: 2010/08/04 19:50
- 名前: 瓦龍、 ◆vBOFA0jTOg (ID: NBzaXsLD)
■━...序曲ヲ奏デテ.─────────────
虚無と虚構の彼方より、的外れな唄を聴く。
単純な笑顔の神威がやたら腹立つ。
「 真実 」なんて馬鹿馬鹿しい。
──────何の意味も持たない言葉。僕ならそんなの捨てるけど。
「 思イ出 」なんて馬鹿馬鹿しい。
──────しがみ付いた過去に振られておいで。無気力なんて興味も無い。
現実ハヤッパリ、ツマラナイ。
世界ニ真実ナンテ無イクセニ。
「 ぎ ゃ ぁ ぁ あ !! 」
あちらこちらから、人であった者の断末魔が響いては消えてを繰り返す。
グシャッ、と気味の悪い音と共に飛び散った、血。
噴出された血で、辺り一面真っ赤に染まっていた。
色々な音が交わる戦場で、只、僕は耳を傾ける。
僕にとって其れは、ある意味唄の一種。
そして其れが聴こえなくなったら、今宵のある組織を破壊させる為のショーは終わりを告げる。
僕等ハ今正ニ、抹消行為ヲ行ッテイタ所ダッタノダ。
「今回の仕事も簡単でしたね」
「うん、つまらなかった」
神様は、僕等がやってる事を怒ってないのだろうか。
神様は僕の思想を操る事はできないんだ。
神様の言いつけを守る者ばかりの真実のない世界。
そんな世界はきっと神様も面白くないんだろう。
_____独リ独リノ思考ガナケレバ、新タニ何モ生ミ出サレナイ_____
だから神様は発展してゆく僕等を見ながら、
止めるでもなく、じっと傍観してるんだ。
何れ天変地異によって、
世界が壊れる刻が来たならば──────
──────其ノ刻ハ僕ガ此ノ世界ヲ壊シテアゲル。
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