二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- ポケモン二次創作 【金ノ瞳、銀ノ翼】 ( No.33 )
- 日時: 2010/08/29 16:01
- 名前: 豆電球 ◆Y6CWE4r6bA (ID: sp0cIx.0)
第十九章 〜悪の野望を阻止せよ 前半戦〜
コガネシティ
リオン「凄い数のロケット団・・・緊急事態だわ。サトル、敵の本拠地はどこか分かる?」
サトル「ウツギ博士から聞く限りでは、ラジオ塔らしい。でも厳重に警備されているし。」
リオン「何回行っても、追い返されるし・・・」
サトル「どうすれば・・・」
リオン「・・・ロケット団に、変装できれば潜入できるけど・・・」
サトル「!地下通路で、写真撮影でロケット団の変装ができたよな?もしかしたら・・・」
コガネラジオ塔
サトル「・・・何で一人分、しかも女物しかないんだ?危険すぎるだろ!」
リオン「仕方無いでしょ?サトルが女装するのもブフッおかしいし。」
サトル「お前な・・・しかし、よく似合ってるぞw」
リオン「グーで殴るよ?じゃ、行くわ。何かあったら連絡するから。ここで待ってて。」
ラジオ塔1階
下っ端「誰だお前?」
リオン「今回増員された団員です!ボスにお渡しするものがあるのですが!」
下っ端「よし、通れ。」
???「おい、お前ら何している?」
下っ端「ギンガ様!何故貴方様がここに?」
ギンガ「お前らの作戦を見に来たのだが・・・こいつは・・・」
リオン「し、失礼します!」
下っ端「今回の作戦のために、増員された団員です。ボスに届け物があるとか・・・」
ギンガ「俺も一緒に行こう。ボスは俺も用がある。」
リオン「!?」
二階
ギンガ「やはりな。リオン、お前だとはな。なぜ、こんなものを着ている?」
リオン「答える義務は無いわ。そこを通して。貴方達の野望を叶えるわけにはいかないの。ジョウトでも、カントーでも。図鑑所有者である私が、止める。」
ギンガ「そんな事できるはずが無いだろう?俺は組織の・・・」
リオン「跡取りなんでしょう?だから私に消えて欲しい。組織の脅威となる図鑑所有者に。」
ギンガ「そんな訳じゃ・・・俺はただ・・・」
リオン「例え同じ力を持つ者でも、その力を悪に使うのなら・・・私は容赦しないわ。どいて。」
今まで戦ってきたから分かる。リオンはどんなことがあろうと、自分の意思は曲げないのだろう。そう望んでいる自分が、心の中にいるということ・・・。
ギンガ「・・・行け。俺が援護する。俺だって、親父が組織のリーダーだって事が嫌なんだ。俺の手で、組織が消滅するのなら協力する。」
リオン「!!信用してもいいのね?でも、事件が片付いたら警察に行くわよ?」
ギンガ「承知した。まずは局長室に・・・」
局長室
ギンガ「よう、ラムダ。やってるか?」
ラムダ「お、ギンガ様。そこの団員は?」
リオン「久しぶり、と言うべきかしら?ラムダ。忘れたとは言わせないわ。」
ラムダ「おっと、あの嬢ちゃんか。ギンガ様といるって事は・・・」
リオン「組織をぶっ潰しに来たの!私が戦うわ。バトルスタート!」
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ラムダ「はは。オール一撃ってか。ギンガ様、何故なんです?貴方は跡取りでしょう?」
ギンガ「そんなこと、一度も望んだことはねぇよ。本物の局長は?」
ラムダ「地下通路の、隠し通路さ。負けたしほれ、カードキーだ。コレで開けられる。」
リオン「ギンガ君、貴方が行って。けじめをつけるんでしょ?」
ギンガ「ああ。救出できたらすぐにこっちに戻る。リオンはここで待っててくれ。」
リオン「OK!こっちの下っ端は任せて!」
コガネラジオ塔前。
サトル「リオン、大丈夫なのか?連絡が無いけど・・・」
ギンガ「!なぜ貴様がここにいる?」
サトル「それはこっちのセリフだ。まさか、お前がリオンに何かしたのか?」
ギンガ「・・・丁度いい。お前、俺と来い。」
サトル「なっ、リオンはどうしたんだよ!まさか、お前らに捕まったんじゃないだろうな?」
ギンガ「まさか。俺はリオンに協力してんだ。俺は組織を潰す。そのために。」
サトル「信用できるか!リオンに一発食らわせたくせに。」
ギンガ「なら、本人に聞けばいい。アイツは今、局長室に居る。」
サトル「もしもーし、リオン!?」
地下通路
サトル「信じたくねぇ。リオンとお前が協力してるなんて・・・」
ギンガ「何をモタモタしている。行くぞ。」
サトル「くっそー!!」
中盤戦に続く
絶対に三回に分けないと無理です。
今回は、ほぼオリジナル展開となっております。ライバルと協力することになりました。
展開としては、趣味の世界です。