二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

ポケモン二次創作 【金ノ瞳、銀ノ翼】 ( No.56 )
日時: 2010/09/08 23:04
名前: 豆電球 ◆Y6CWE4r6bA (ID: sp0cIx.0)

第二十五章 〜番外編っぽいけど違うのさ!〜

サファリゾーン
リオン「うっわ〜おっきな建物!!」
サトル「サファリ自体の敷地を含めたら、どんだけでかいんだろうな・・・」
ギンガ「確かに。それにしてもこれまたすごい人だな。」
リオン「出来てまだ、半年位しか経っていないらしいよ。」
サトル「通りで。じゃ、早速行くか。」

スタッフ「一人ボールは三十個、制限時間は三時間です!三十分前には園内放送でお伝えします。それまでに戻ってきてください!」
リオン「どんなポケモンに会えるんだろう?楽しみ〜!」
サトル「そうだな。まずは何処に行く?」
ギンガ「草原なんかどうだ?色々なポケモンがいるぞ。」
リオン「本当!?行く行く〜!!」
スタッフ「では始めましょう!くれぐれも、サファリボール以外は使わないで下さいね!」

草原エリア
リオン「ドーブルだ!待て待てー!!」
サトル「おい、走るなよ!転ぶぞ!」
ドサッ
リオン「ウ〜〜・・・」
サトル「ほら、言わんこっちゃ無い・・・」
ギンガ「立てるか?ほら、つかまれよ。」
リオン「ギンガ君はやさしいね。ありがとー☆」
ギンガ「お、おう・・・」
サトル「!!」
砂漠エリア
サトル「えーと、ガイドブックによると『ここには、サンド・カラカラなどの地面タイプが主に生息しています。』だってさ。」
リオン「へぇー。わ!カラカラだ!可愛い!!」
ギンガ「・・・平和だな。」
サトル「・・・そうだな。今まで行く先々で、色々あったからな。」
リオン「やった!カラカラゲットォ!すごーい、戦わなくても捕まえられるなんて!」
サトル「ああ。泥を投げれば捕まえやすくなるが、逃げやすくなる。」
ギンガ「反対に、エサを投げれば捕まえにくくなるが、逃げにくくもなる。時間帯によっては、出現するポケモンの種類も変わるらしいぞ。」
リオン「・・・なんで二人ともそんなに知ってるの?」
サトル「別に、少し調べただけだ。」
ギンガ「嘘だろ。昨日ポケモンセンターで、お前がジョーイさんに聞いていたのを俺は知っている。」
サトル「そういうお前も、昨日備え付けのパソコンで散々調べてただろうが。」
リオン「じゃあ何で、沢山調べたの?・・・そっか、サファリが楽しみすぎて、待ちきれなかったのね!」
サトル「それもそうなんだが・・・」
リオン「じゃ、さっさと次に行こー。」
サトル「何でコイツはこんなにもバカなんだろうか・・・」
ギンガ「それが、良い所なんだがな・・・」

水辺の岩場エリア
リオン「プリン!待ってー!!」
ギンガ「にしても、なんであんなに一生懸命捕まえているんだ?」
サトル「ポケモン図鑑の完成を、急いでいるんだろう。旅立ってもう一ヶ月になるからな。」
ギンガ「そんなに急がなくてもいいんじゃないのか?」
サトル「少しでも早く完成させたいんだろう。リオン、そこは完璧主義だからな。」
リオン「よっし!プリンゲット!」
サトル「リオン、無理すんな。まだ後一時間半残ってる。」
リオン「え?大丈夫だよ。」
ギンガ「図鑑完成を急いでるんじゃないか?」
リオン「・・・うん。オーキド博士がせっかく、私に託してくれたんだから全力で取り組みたいの。」
ギンガ「そうか・・・」
サトル「よし、俺達も手伝う。一人でするより、三人でした方が早く終わるだろう?」
リオン「二人共・・・ありがとう。」

一時間半後
リオン「ふぅ、今日だけで、約二十種類のポケモンのデータが手に入ったわ。二人のおかげよ。」
サトル「そんなことねえよ。しっかし、メタモンは手こずったな。」
ギンガ「色んなポケモンに変身するからな・・・」
リオン「これで、約170匹のデータが揃ったわ。一回、ウツギ博士に報告しないとね〜」
サトル「博士、ビックリするぞ!」

ウツギ研究所
ウツギ「!それは本当ですか!?」
???「ああ。リオンちゃん、もう約170匹のデータを集めおった。」
ウツギ「まさかこんなにまで急成長するとは、思いませんでした。昔から素質はあったんですけどね。」
???「それにしても、ロケット団が復活したそうだな。三年前に、アイツが制圧したのにのう。」
ウツギ「それでも、リオンちゃんがまた制圧しそうですよ。」
???「いや、分からんぞ。奴らはエサさえあれば、どんな状況でも復活するからの。」
ウツギ「ところで、彼は元気でやってますか?」
???「それが、シロガネ山に行ったきり三週間ぐらい戻ってきておらんのだよ。全く、真のチャンピオンが何をしているのやら・・・」
ウツギ「でもまあ、彼のことです。きっと無事でしょう。」
???「そうじゃな。あと、ロケット団完全制圧のためにアヤツを送る。きっと役に立つだろう。」
ウツギ「しかし、彼は、新ジムリーダーだから忙しいのでは?」
???「そんな事、協会に進言すれば問題ない。」
ウツギ「しかし・・・」
???「なに、問題は無いよ。ただ、リオンちゃん達の身が、いつまでもこうも安全なはずは無い。いずれ必ず、危険が降りかかるだろう。子ども達の将来を守るのは、我々の使命じゃよ。」
ウツギ「そうですね。分かりました。僕も、ジムリーダー達に応援を要請します!」


次回へ続く


今回は番外編みたくなりましたが、れっきとした本編です。珍しく平和です。
二人の努力はいつ、実を結ぶのか・・・知っている人は、誰もいません。
次回からは完全にオリジナル一色です。
それから、後書きの消滅の可能性がかなり高いです。