二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 平和の終焉 ( No.52 )
日時: 2010/09/21 20:54
名前: 獣好き ◆x63geJPSDM (ID: 3IH6VK8y)

第8章 サバイバルバトル (6−9)

紫の扉 ロブスト編

ロブストは、不意討ちに備えてロケットランチャーを背負い、マグナムリボルバーを構えて部屋に入る前に閃光手榴弾を投げた。だが、反応はなかったため、奥に進んだ。

「用心だね。ロブスト君。」

聞き覚えのある声だった。

「・・・アッサムか?」

冷静に銃を構えながら聞いた。閃光が消えると、姿が見えた。

「そうだよ。僕だよ。アッサムだよ。」

彼はそう言った。大型のショットガンを持って。

「さぁ、ここに来た理由は知っているよ。」

彼はアロハシャツの上着のポケットから鍵を出した。

「これを使って上へ行きたいんだろう?」

彼はショットガンをジャこっと引いた。

「ちょっと待てよ。なんでお前が武器を持っているんだよ?お前は確かレモン村に引っ越したはずじゃないのか?」

ロブストは、銃の安全装置を外した。

「レモン村?そんなの知らねぇな。ふっふふふ・・はははははは!!こんなくだらないことを喋るのは時間の無駄だ!いくぞ!」

彼は盾を取り出したが、一瞬で壊れた。

「そんなもん、このショットガンにかかれば板同然だぜ!」

しかし、ロブストは別の策を考えていた。ロブストが盾を構えて壊れて瞬間、彼は4章の中で本来持っていった銃の他に、麻酔銃を持っていたのである。それを打ち込んだ。それはアッサムの額に当たった。彼は両腕をダランと垂らしてショットガンを落とした。彼はスライディングをしてショットガンを彼から遠ざけた。そして麻酔銃を構えた。

「なんで・・俺を・・・?」

「ばーか、俺たち友だちじゃねえか。」

ロブストが笑って言った。すると、アッサムのサングラスから、涙が見えた。

「す、スマネェ・・拭いてくれねぇか?」

ロブストは黙って涙を拭いてあげた。アッサムは、手を震わせながらアロハシャツの胸ポケットから鍵を出した。

「これで・・上へ行ってく・・」

すると、彼は鍵を落としてそのまま眠ってしまった。ロブストは鍵を拾ってもう一つある扉に鍵をさしこみ、上に続く長い階段を上っていった。