二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 江戸に舞い散る薔薇の花  —銀魂 アンケートUP!実施中!  ( No.122 )
日時: 2010/09/27 22:24
名前: リリ (ID: 3qfx.XCm)

視点がコロコロ変わるので、今回から統一していきます・

第七訓〜カーブで転ぶと超カッコ悪いから気をつけろ〜 後編〜 1
             *
—白組

「いいか、総一郎君に、え〜っと・・・。」
狸の前で、銀時はつまる。

「狸ですよぉ。」
「ちなみに旦那、総悟です。」

まだ名を知らなかった銀時だが、狸に教えてもらい、沖田に訂正されてから、

「沖田君に、え〜、狸。いいか、次の相手は、無兎とかいうのと、唯だ。
無兎ってのはともかく、唯は多分いける。アイツの天然さはよく分かってる。」

と言い、そりゃもう、と言わんばかりにうんうんとうなずく。そしてそのあと、

「銀ちゃん、わたしもスンゲー分かるアル。」
神楽も続いた。

「なんで?」
朱里がたずねると、

「だってよ〜、おまえ、仕事の話してていきなりんまい棒の話をし出したり、みんなで雪合戦やり始めて、
『あたしやらな〜い。』
とか言って一人せっせと雪だるま作っていたかと思えば、いきなりそれ投げて来るんだぜ?どんなマイペース不意打ち?」
「あれはヤバかったネ。新八なんかメガネ割れたアル。」

「なるほど〜。でもさ、前者のはさ、ただ少しKYって言い方もできるんじゃないの?さすがにその言い方はひどいじゃんか。」
少し反論してみる朱里だったが、

「バッカ、おめー、そんときの俺たちの会話、

『だからよォ、何か宗教的なやつなんじゃねーの?コレ。』
『う〜む、唯は、このるーまいんぶるー、ぶらいらーかいって、何の会だと思うアルか?』
『へ?んまい棒、バニラあじぃ〜?あ〜あれ、結構おいしいよ〜?』

だったんだぜ?どう聞き間違えたら、ルーマインブルー・ヴァイラー会が、んまい棒バニラ味に聞こえるんだ?教えてほしいんですけど?つーか神楽も微妙に間違えてたしよ〜。」
玉砕され、そして朱里が発した言葉は、

「・・・・あたしも知りたい。」
だった。

—赤組

「唯に無兎!最後の相手は総悟と狸だ!絶対勝てよ!」

暑苦しいほどのオーラを放ちながら、叫ぶ近藤。対して、無兎と唯の反応は、
「・・・・はあ、めんどくさい。」と、
「がんばるけどさ〜、こんどっち、さっきすごい やらしかったよね〜。」
という、冷たい反応だった。さっき、というのは妙の一件の事だろう。

無兎たちは近藤を無視し、
「唯さん、がんばって来て下さいね。」
「新八もさっきちょっと引いたケドね。」

「まあ、がんばって来てください。」
「紅龍〜、もっとトシと仲良くしなきゃだめだよ?」
「はいはい、分かりましたよ。って言うわけないでしょ。」

「無兎、総悟に負けるんじゃねえぞ。」
「黙りなよ、マヨ方は負けたくせに。」

「うるっせえ!それとこれとは別だろうが!」
「煩い、見苦しい、言い訳するな・・・・・馬鹿。」
などという会話をしていた。

「・・・・・・俺は?」
一人寂しく残された近藤に、リリが一言。
「・・・・・・・そういうキャラなんだよ、あんたは。」
               *
                    長引きそうなので、切ります。