二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 江戸に舞い散る薔薇の花 —銀魂アンケート&後編〜1 UP! ( No.126 )
- 日時: 2010/10/08 19:55
- 名前: リリ (ID: oLuwXpG0)
第七訓〜カーブで転ぶと超カッコ悪いから気をつけろ〜 後編〜 2 【完結】
「では〜、二人三脚最終けっせ〜ん!よ〜い、ドン!」
「狸ィ、行くぜィ。」
「は〜い。」
聞いた感じほのぼのな会話だが、二人の足はすごいスピードで動いている。対する、無兎・唯ペアは・・・・
「唯、もっとスピードでないのか?」
「え〜、これでも 早い方だよ〜?」
その通り、二人もすごいスピードである。今のところ、どちらもゆずらず、互角といったところである。
すると、次の瞬間、
「オイコラ!テメェ、何してやがる!」
という声が上がった。一同、その声の方をみると、
「ヤベっ、見つかった。」
銀時が賞品を持っていた。すると、
「テメェ、賞品一人占めする気か?」と土方
「銀さん!それは卑怯ですよ!」と新八。
まあ、その他もぎゃあぎゃあと騒がしくなっていき、最終的には、
「ふざけんな!それヨコセェェ!」
となったわけである。赤対白の運動会がもはや賞品争奪戦、いや、もともとそうだったんだけども!そうなんだけども!競技関係なしになったわけである!
「銀ちゃんそれ私のアル!」
「それは違ェ、チャイナァ、てめーのじゃねえ、俺のだ。」
「みんなで分ければよくない?ねぇ、紅りゅっち?」
「だから唯、その紅りゅっちってやめてくださいよ。言いにくい&読みにくいんで。あと、これ分けれるものなんですか?」
ポーン
「「「へ?」」」
パサッ
とつぜん賞品の箱が上に上がり、落ちた。中身がペラーンと出てきた。
中身は・・・・。
「「「「「「「「「紙?」」」」」」」」」
中から紙がほんとにペラーンと出てきた。一番近くにいたアリスが拾って読み上げた。
「え〜っとね♪こうかいてあるよ?
『スペシャルでゴージャスな御褒美』 」
「は?」
銀時がすっとんきょうな声を上げた。少し首をかしげ、ポン、と手を打った。
「リリさん?」
すみにいたリリがビクッ!として、
「もしかしたら御褒美ってこれ?」ニコニコしながら銀時は聞く
「まあ、そういうことです・・・な・・・・・。」
リリがとぎれとぎれに言うと、
「そーかー、そうなのかー。・・・・みんな〜、そういうことだってよ〜。分かったか〜?」
「「「「「「は〜い」」」」」
しばしの沈黙。そして、それをやぶったのは、
「・・・・・って、ザケンなボケェ!!!」
朱里であった。リリに盛大にドロップキックをくらわせる。そして、
「リリィ・・・・。あんた、わたしを怒らせたねぇ・・・?」
しずかにいった。しかも笑顔で。すかさず、
「おいテメー等!・・・・・・に、逃げるぞ!」
銀時が叫んだ。
「なんでアルか?ぎ・・・ん・・・・。」
さすがの神楽も、言えたのはそこまでだった。なぜなら、どす黒いオーラを朱里がまとっていたからだ。
すかさず、万事屋組も、真選組組まで逃げ出した。
走りながら、
「ぎっ、銀さん!誰ですかアレ!ていうか何ですかアレ!なんか僕たち関係ないのに逃げたくなりましたよ!逃げる必要性ないのに!」
いっきに新八がしゃべりはじめた。
「銀ちゃん!アレ朱里アルか!ちがくね、なんかちがくネ!」
「いいんだ、お前ら、これでいいんだ!」
「銀さん、まさかあの噂は・・・・・。」
「紅龍、ねぼけてんのか、テメーは。噂なんかじゃ断じてねえよ。」
「な、なんのことですか?」
「新八、神楽。アレは・・・・・・・。
『本性 修羅』 —です。」
「ほ、ほんしょう・・・・?それって・・・・・・ヒィ!」
「あ?どうした新
ガシッ
後ろには朱里がたっていた。
「ギャァァァァァァ!!!!」
そのあと、銀時たちが助かったのか・・・?
—多分、助かったんじゃないかな?
運動会編 完