二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 江戸に舞い散る薔薇の花  —銀魂 ( No.30 )
日時: 2010/08/12 21:01
名前: リリ (ID: EeSEccKG)

第弐訓〜迷子ってさ、うろついてたら母親見つかるよね。10分で〜

どうしよう・・・・・
この状況はヤバいよ。うん、あとなんか腹が減ってきた!周りには
 
右 パチンコ屋
左 民家 
気付いたこと かぶき町ではない。スーパーもない。

って駄菓子屋もねーし!どどどうしよう!あ、なんか、くらくらしてきた♪
ぐ〜きゅるきゅるきゅる・・・
あ、もう限界・・・だれか、お恵みを・・・・
パタッ
そこであたしは気を失った。

—万事屋サイド

その頃万事屋一行は依頼のため、町をぶらついていた。
「銀さん、銀さん、唯がいません。」
「あ?まぁ大丈夫だろ。慣れてんだろ。」
「銀ちゃん銀ちゃん、唯が帰って来たアル。」
「あ?そうか。やっぱ帰ってくるわな。」
このやっつけ感全開の会話は紅龍、銀時、神楽である。
「ぎーんときー!」
「よぉ、唯。お手のもんだな〜おまえは。」
「まぁね〜これでゆーかいは・・・・187回!えへへ〜」
笑顔で答える唯。つか3ケタかい。
「それを笑顔で言える唯はすごいですね。」
確かにな。
「ていうか唯、手に抱いてる猫って・・・」
「あ、これ?なんかついてきたから抱いてあげたの!かわいいよね〜」
にこ〜っと笑う唯。でもそれ、
「唯ィィィィィ!お前絶対手ェ離すなよ!いやマジで!」
シャウトする銀時。
「それ今日の晩飯アル!」
「神楽、それ勘違いされる可能性大だから!晩飯代だっつーの!」
と、一瞬キャラが変わる紅龍。
そう、これこそが、 依頼=依頼料=晩飯代 、である。
しかも報酬が万単位なので、もうひっす、あ、違う。必死である。
「え?だめだよかわいそう!逃げてネコちゃん!」
案の定勘違いする唯。
「ニャ〜オ」
一鳴きして逃げ出すネコ。
「神楽ァ!お前アホかァァァ!」
「うるさいネ!天パ!」
「いいから追えよ2人とも!」
紅龍は切れる。
「待てやァァァ!」
そして10分後。
「あ、止まった。」
「ネコゲット!ん?銀ちゃん、これ、何アルか?」
「へ?」
ネコを捕まえた神楽が指さす先には・・・・
「ひひひ、人が倒れてる!ヤバいですよ銀さん!まさか俺たちが・・・」
「落ち着け。いいからタイムマシンを探せ。」
と、近くの自販に頭を突っ込む銀時。
「おまえが落ちつけェェェェ!」
ダブルでつっこむ神楽、紅龍。
「とりあえず万屋につれてきましょう。」
冷や汗をたらし、朱里を担いでいく万事屋一行。
途中で銀時は、
(もしかして、アイツじゃねーよな?・・・いや、ナイナイ。うん、絶対ナイ!)
そんなことを考えながら、2人よりも冷や汗をたらす、銀時であった。
                                 続く