二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 僕が、もしも——。【REBORN】 ( No.10 )
日時: 2010/08/16 16:45
名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)

帰り道の事だった。
一人の少年を見かける。
その少年は紫色の筒を持って、ウロウロとしていた。

「君、何してるんだ?」
「え、いや、あのッ・・・」

少年は、オロオロしながら去っていった。
俺は不思議に重いながらも、道路を歩く。


◆———???


「・・・本当にいいんだね、綱吉君」

若い男は呟いた。
スーツを着た若い男に話しかけているようだった。
再確認のつもりで——言っているのだろう。

「《彼女》も巻き込むことになる。それでも、いいんだね」
「・・・」

何も言わず、無言で頷く。

「まぁ、《彼女》は、気付いているのかどうかは、知らないけど・・・」

                               だけど、彼女は今———。

「・・・大丈夫だ、きっと」

男は、フッと笑った。




(全てが始動する)(歯車が音を立てて、回りだした)