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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 僕が、もしも——。【REBORN】 ( No.11 )
- 日時: 2010/08/16 17:07
- 名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)
「さぁ、始まるね、終夜ちゃん」
「・・・」
白き華は、笑う。
—Flame,05— 未来の世界
「リボーンが居ない?」
「そうなんです!探しても見つからなくてッ・・・」
沢田の友達という少女が息を乱しながらそういってきた。
俺は少し考え込むようにして、
「うん、探しておくよ」
「あ、有難うございます!では、ハルも探してきますんで!」
そういって少女は走り去っていった。
俺は、家の玄関で呆然と立っていた。
—ヒュゥゥゥゥ・・・
「・・・!?」
音のする頭上を見上げて、ギョッとする。
——バズーカ!?
俺は腕をクロスさせて、身を守るようにした。
—ドガァァンッ
辺りが、煙に包まれる。
◆
目を開けて、俺は体を起こした。
—ジャラッ
「・・・手錠」
俺は、何時の間にか自分にかけられている手錠を見て、唖然とする。
「やぁ、始めましてだね。十年前の——終夜、ちゃん」
「!」
俺は、前を見た。
そこにいたのは、白い髪をした、男だった。
「誰だ」
「そんなに警戒しなくても良いよ。僕は、君が所属していたファミリーのボスだ」
「・・・ファミリー?」
俺は首をかしげる。
目の前に居る男はクスッと笑う。
その表情が何故か——沢田と重なった。
「そう・・・僕のファミリー・・・ミルフィオーレの」
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