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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 僕が、もしも——。【REBORN】 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/16 09:51
- 名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)
表上は偽り。裏上は真実。
—Flame,01— 転校生
「行って来ます」
「行ってらっしゃいツッ君」
俺は家の玄関の扉を閉めて歩き出した。
途中、山本と獄寺君と合流して三人で登校をする。
(何時もどおりで、平和だなぁ・・・)
だからこそ、いい日なのだが。
「あぁ、君達。並中生?」
すると目の前に、少年らしき人が話しかけてきた。
「あ、ハイ。そうですけど・・・」
「並盛中学って、こっちで合ってる?」
「え、ハイ」
「転校生なのか?」
何時の間にか隣に居たリボーンがその少年に話しかけた。
「まぁ、そういう事だけど」
「なら、一緒に行きませんか?」
そういうと少年は少し戸惑って、
「・・・いいのか?」
「ハイ」
◆
学校に来ると、校舎の前に雲雀さんが立っていた。
「アレ・・・?今日服装検査か何かあったっけ?」
俺が聞くと山本は苦笑しながら首を振った。
俺も獄寺君も冷や汗を流す。
スッと、少年が前に出る。
「え、ちょっと!?」
「始めまして、風紀委員長の雲雀恭弥だったよな」
「そうだけど、君が「 黒曜中 」から転校して来た、壊崎終夜かい?」
「そう、俺の「 生徒会長 」から聞いてると思うけど」
俺達は会話をする二人に、呆然と立っていた。
すると俺達に気付いたのか、雲雀さんは睨んだ。
「君達、早く入りなよ」
「あ、ハイ!」
俺達は急いで校舎に入った。
◆
少年たちが去っていった後で、目の前に居る雲雀恭弥は、僕を睨む形で見た。
「君・・・六道骸の「 仲間 」なんでしょ?」
「いや、今は裏切り者だ」
俺はそんな風に答えて、ソッポを向いた。
「にしても君・・・あの草食動物と似ているね・・・」
「・・・彼か」
先ほど居た少年の顔を思い出して、俺は苦笑した。
「じゃあ、君、職員室に行きなよ」
「あぁ、そうするよ」
俺はそういって、校舎の中に入って行った
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