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−第二話『日本、並盛中学校にて』−

「はぁ・・・今日のテスト、ぜんぜん出来なかった・・・・；；」

並盛町の道に、一人の男の子がトボトボと歩いていた。
男の子の名前は沢田綱吉。
この町にある並盛中学校に通う生徒である。

「よ！ツナ。テストの手ごたえはどうだったか？」

すると、赤ん坊が綱吉に話しかけてきた。
赤ん坊の名前はリボーン。
最強と呼ばれる“アルコバレーノ”の一人だそうだ。

「・・・・あ、リボーン・・・・。今日のテストは・・・・・・・・・((ボソボソ」

リボーンは綱吉の家庭教師なのだ。
綱吉はテストの結果（というかだいだい分かっている）が
リボーンに知られたくないみたいだ。

「後で説教だな」

———————リボーンには意味がなかったらしい。






　　　　　　　　　　　　　　　　*




それから綱吉の家。
綱吉は無理矢理勉強をさせられていた。
綱吉の部屋には、獄寺・山本・京子・ハルなどの
おなじみの面子がぞくぞくと揃って勉強会をしていた。
綱吉たちが勉強している間、リボーンは何か写真を眺めていた。



「・・・・ぼーんっ・・・！・・・・リボーンっっ！」

気になった綱吉がリボーンに声をかけてみた。
だがリボーンは、上の空な状態で写真を見つめていた。
綱吉はふとリボーンの見ている写真を見てみる。









そこには、金髪の可愛らしい女の子が写っていた。