二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜闇からの脱出〜【実在小説】 ( No.104 )
日時: 2010/10/11 20:11
名前: 日奈 ◆Q2X1KHpOmI (ID: KztNadal)
参照: イナイレ命☆成神様♪俺は中1☆サッカーバカw

『帝国の逆襲!前編』


影「クククク・・・」
音「こっ・・・これは・・・」
影山が気高く笑う中、音御は1人呆然と立ち尽くしている。
影「全部君に関する映像だよ。小さい時の・・・ね」
音「・・・っ」

その映像には、音御の・・・両親らしき人が写っている。何故かその映像は、懐かしくて、悲しくて。
音「何故・・・何故お前が俺の親を知っている!?」
焦る音御。いったい何故焦るのか。
影「そう・・・君の両親は、殺されただろう!何者かに!」
音「っ!!!!!!!」
影「それも君の4歳の誕生日に・・・殺されたね。そしてその犯人はまだ見つかっていない・・・そうだろう?(ニヤッ」
音「・・・(コクン」
音御はただ、頷いた。
影「犯人が捕まるわけがないだろう!何故なら君の親を殺した犯人は、私だからだっ!」
音「!!!!!!!!!!!!!!?」
驚くしかなかった。今までずっと、このネックレスと一緒に犯人を探してきたから。しかもその犯人が今目の前に居ると言う現実。
犯人に絶対復習してやる。今までそう思っていたから。

そして、影山が急に笑い出した。今まで以上に。
音「そんな・・・ことが・・・」
ガクンッ
その場に崩れ落ちた音御。何も発する言葉がない。
影「そして・・・そのネックレスも両親から貰った物だろう!両親の形見か!?」
音「・・・」
泣けない。何故か泣けない。泣きたくても、泣けない。
音御はただ、崩れ落ちた体勢で地面を見つめながら悲しみを顔に出すことしかできなかった。
一気に悔しさと悲しさと怒りいう感情が増す。
そして小さい時の思い出が浮かび上がり、こみ上げてきた。
影「自分を恨むことだな。君が最強のエースストライカーというなを誇っていたせいでもあるのだからな。あのまま君が逃げていなければ、両親も居たであろう。そして君は帝国サッカー部の一員になって・・・」
音「い・・・ぜったい・・・いから・・・」
影「おや?何か言いたいことでもあるのかね?(ニヤ」
影山が挑発的に言った。
音「お前だけは絶対に許さない!絶対に!」
音御の表情は、今まで以上に・・・怒りが増して・・・でもその表情のどこか奥に悲しみを抱いていて。
よくわからない。
影「果たして君たち雷門イレブンが・・・我々に勝てるのかな?」
音「絶対・・・勝つ」
影「ククククク・・・」






—続く—