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『雷門イレブンの力』


瞳「結木さん。約束通り、キャラバンに参加してくれますね？」
音「・・・はぃ・・・」
瑠「おい音御っ！マジで言ってたのかよ！？」
音「あぁ・・・。でも約束するよ。必ずエイリア学園を倒して、桜桃学園に戻ってくる・・・ってな！」
桜全員「・・・！」
愛「先輩・・・私・・・」
音「愛瑠・・・」
愛「先輩が帰ってくる時までに、もっと強くなります！だから・・・（音「（クスッ）」
音「・・・頑張れよ・・・（ニコッ」
愛「はいっ！」
那「じゃぁな〜・・・」
未「じゃぁな音御・・・頑張れよっ」
音「あぁ・・・。お前等もな・・・」

音御はキャラバンに乗った。そして桜桃のみんなに軽く手を振り、そのまま黙って窓に肘をついて窓の外を一直線に見つめた。
染「ケッ！なんだこいつ！生意気すぎる！」
秋「お・・・落ち着いて染岡君・・・（汗）」
塔「なぁ・・・音御・・・なんでネックレスかけてるんだ？」
隣に居た塔子が音御に話しかけた。
音「別に・・・」
塔「・・・」
塔子が音御が首にかけていたネックレスに手を伸ばした。

パァンッ・・・！

雷全員「！？」
塔子の手を音御が振り払った。
音「触るなっ・・・」
塔「ご・・・ごめん・・・」
音御の表情が一気に変わった。それに驚いたのか、塔子は同様している・・・。
円「音御・・・そのネックレスに何があったんだ・・・？」
音「関係ないだろ・・・お前達には・・・」
そして音御はまた、窓の外を見て、どこか不安そうな顔を見せた。






—続く—


今日サッカーだ・・・！