二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜闇からの脱出〜【実在小説】 ( No.84 )
日時: 2010/12/19 21:12
名前: 日奈 ◆Q2X1KHpOmI (ID: RQ1WQxE6)
参照: イナイレ命☆成神様♪俺は中1☆サッカーバカw

『円堂VS音御』

音「・・・」
(何故だ・・・何故円堂は・・・そこまでして俺のことを・・・。)

音「チッ!ダークトルネードッ!!!!!」
音御はさっきよりも強力なダークトルネードを放った。
円堂に止められないように。
円「うおぉぉぉぉぉっ!マジン・ザ・ハンドォォォォォ!」
音「っ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
音御は力を使い、力尽きたのか、息切れしていた。
音「何故・・・何故お前は・・・俺のために此処までするんだ・・・」
円「・・・仲間だから・・・仲間だからに決まってるだろっ!」
円堂がサッカーボールを持ちながら、音御と真正面に会話した。
音「仲間・・・」
音御が呟いた。

音「知らない・・・知らないっ!」
円「んぁ・・・?音御?」
下を向いて震え、怯えながら声を出す音御。
音「仲間なんて・・・いらないっ!必要ねえんだよっ・・・!」
叫び・・・といって良いほどに大声をあげて怒鳴る音御に驚かずをえない円堂。
円「なっ・・・!どうしたんだよ音御!」

鬼「なんだ・・・!?」
その声に反応するかのように動く雷門イレブン。
吹「キャプテン達のところに行ってみよう!」
すぐさま円堂と音御のところへかけていった。

音「っはぁ・・・はぁ・・・」
雨が降る中、円堂は必死に音御に話しかける。
円「音御・・・音御!」
が、特に反応なし。

染「円堂!」
円「みんな!」
うずくまって雨に濡れている音御を心配しながら円堂は雷門イレブンへと目を向けた。
塔「音御!どうしたんだっ!」
心配する雷門イレブン。
瞳「とりあいずキャラバンの中に・・・」

キャラバンの中でタオルをかぶり震える音御に、染岡でさえも何も言えなかった。
円「音御・・・一体何があった・・・言ってみろ!」
全員音御の周りに集まった。
秋「音御ちゃん・・・」
心配する雷門イレブン。
その瞳は、全員が小さく蹲る音御に向いていた。
木「みんなが怖くて何も言えないんじゃないの〜?」
春「木暮君!黙ってなさい!」
染「・・・おい!なんか言えよ!うっとおしいんだよっ!」
染岡はきれたのか、小さくなっていた音御に怒鳴り散らした。
染「お前は新人のくせに、態度がでかいんだy・・・っ!?」
円「やめろ染おk・・・!」
言葉が途中でつまずく染岡や円堂。

音御が、泣いていた。