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『帝国の呪縛！前半』


瞳「みなさん、落ち着いて聞いてください」
瞳子監督が、空き地の広場の真ん中に皆を集めた。
夏「どうしたんですか、監督」
夏未がたずねた。
瞳「帝国学園サッカー部元監督の影山れいじが、再び動き出しました」
鬼「なにっ！？」
染「またか・・・！」
円「影山が・・・」
雷門イレブンの空気が一変した。
瞳「愛媛県に、“真・帝国学園”を設立したようです。ですので、愛媛に向かいます」
音「影・・・山・・・？」
春「音御先輩は影山の事を知らないんですね・・・？」
塔「アタシも聞いたことはあるけど知らないなぁ・・・」
風「影山は最低な奴だ。自分の勝利のためなら、どんな手をつかっても勝とうとする、卑怯者だ」
吹「そんな人が監督なの・・・？」
土「だよねぇ〜ほんっとう、よくこりずに監督やってるよね」
鬼「だが・・・真・帝国学園なんて建てて・・・何をする気だ・・・」
壁「また、雷門イレブンを倒すとか考えてるんじゃないっすかねぇ〜」
栗「きっとそうでやんすよ！」
鬼「・・・・・・・」

瞳「とにかく、急いで向かいますよ」



—続く—