二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 薄桜鬼【タイトルはそのうち決めます】 ( No.20 )
- 日時: 2010/09/05 16:24
- 名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
- 参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス
第二話始動!
まあ、なんだかんだあって新選組で暮らす?いや、こき使われるようになった近江架那15歳ぐらい
「おい、総司!架那起こして来い!」
土方が朝食の場に来て発した第一声がその言葉だった。
「えぇ〜何で僕が……」
「つべこべ言わずにさっさと起こしてこい!」
土方に促され沖田は広間を出て架那の部屋へと向かった。
めんどくさいなぁ
沖田はそんなことを思いながら廊下を歩いた。
そして架那の部屋の襖を静かに開けて沖田は架那の部屋へ入った。
「架那ちゃん、起きてよ」
沖田は静かに架那に話しかけるが架那が起きる気配は全くない。
沖田は一度ため息をついて、それからもう一度話しかけた。
「架那ちゃん、早く起きないと土方さんが……」
怒るよと沖田が言おうとしたときに架那は勢いよく起き上がった。
「あ、おはよう。いい目覚めだった?」
起きたは架那に話しかけた。(笑顔で)
「寝起きから脅されて何がいい目覚めだよ、てか何でお前が俺を起こしにくるんだよ」
架那は沖田にそう言った。
「土方さんに言われて起こしにきてあげたんだけど……ていうか僕が起こしに来なかったら君は土方さんに朝から怒鳴り散らされるんじゃないかな?」
沖田がそう言った。
「…………………………………」
「まあ、いいや。早く広間に来てね。僕たちが朝ごはんを食べられないから」
そう言って沖田は部屋から出て行った。
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「おはよう、架那」
架那が広間に入ると平助が挨拶をしてきた。
「あ、おはよう、平助」
このあと、いつもの新八と平助の醜い争いが繰り広げられ、架那はその間眠りについていた。
「おい、架那!食事が終わった後の会議にはお前も残れ」
食事も終わった頃に土方が架那に話しかけてきた。
会議に残れって、俺がかよ、めんどくさいなぁ
架那はそんなことを思いながらも土方の指示に従った。
逆らうと、色々と面倒だし……というのが理由らしい
「で、架那。お前に残ってもらったのは他でもない。お前に任務だ」
はぁ……任務かぁ
てかさっそくかよ!ここに来て何日目だと思ってんだ、こいつ
何日目だろ?あ、もうけっこうたったかな?
「で、何をすればいいんですか?」
架那は土方に聞いた。
「人探しだ」
「人探し?何で?」
架那が土方に聞くと、土方は少し顔をしかめた。
「羅刹に関わることだ。雪村綱道という人物だ」
「へぇ……」
雪村綱道…どっかで聞いたことあるなぁ
「それだけ?」
架那が土方に聞くと土方は黙って頷いた。
「じゃあ、探してきます」
架那がそう言って部屋を出ようとした時に土方が気をつけろよと土方の声が聞こえた気がした。
さて、探しに行きますかね?
それにしてもどこからさがせばいいんだ?
情報が少なすぎる……
今ある情報は雪村綱道の容姿だけだ
まあ、いい。なんとかするか……
架那は雪村綱道を探しに、町へ出た。
弐の一・完