二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 薄桜鬼【タイトルはそのうち決めます】 ( No.24 )
日時: 2010/09/11 16:31
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
参照: http://俺の名はロックオン・ストラトス

「はぁ〜あ」
雪村綱道(めんどいので以下綱道)を探すために街に出ていたが、たいした情報を得られなくて落ち込んでる近江架那15歳ぐらい
 くそッ俺の活動時間でもないのにあれだけ動き回ったのに収穫は0かよ……
こんなんじゃ帰って沖田のやろーに何か言われるに決まってんじゃないか……!!!
沖田が自分を馬鹿にする姿が脳裏に浮かび、それを振り払うように近くの壁を思いっきり殴った。
周りの「何あの人?」とか「あんな人になっちゃいけませんよ」などと聞こえてくる声はスルーの方向で……
「くそッもういいさ!帰って、帰って…………何しよう?」
とりあえず屯所へ戻ることにした架那。
しばらく歩いていると10mぐらい先に土方からもらった情報の雪村綱道の容姿にそっくりな人物がいた。
もしや…と思い、架那はその人物をつけた。
しばらくすると、その人物に男が話しかけていた。
 どうしよう……これ、近づくべきかなぁ?
 でも、沖田にばれた時みたいなことになったら面倒だし……
架那が思案に暮れているうちに、いつの間にか綱道らしき人物が歩き去ろうとしていた。
架那はその人物を追いかけようと動き出すが……
「貴様、こんなところで何をしている……?」
架那の目の前に綱道らしき人物と話をしていた男がたっていた。
 何だ?こいつ気配すら感じなかったぞ……
「答えろ。ここで何をしている?」
架那があれこれ考えているうちにまたその男が質問してきた。
その人物の名は風間千景
 この目、気に入らないなぁ……人を見下しているような……
やっちゃっていいかな?
 でも、勝てそうにないし……
「人にものを尋ねる時は自分から名乗るのが常識じゃないですか?」
思いっきり皮肉っぽく架那が言い、その男を睨みつけた。
すると、何がおかしいいのか、その男は少し笑い、俺の質問にこたえた。
「いいだろう。教えてやる。俺の名は風間千景だ」
 風間 千景……
そして風間は不意にその顔から笑みを消し、はじめの表情で尋ねてきた。
「答えろ。こんなところで何をしている?」
そういい、腰の刀に手をかけた。
「…………………………………………………」
 え〜と、何でこの人刀に手、かけてんの?
 まさか、俺を殺そうとしてんのか?
そんなことを考えていると風間が刀を抜き去り、そのまま架那めがけて切りかかってきた。
「……はぁ?」
架那は状況に思考が追いついてないのか、ずいぶんと間抜けな声を発した。

弐の二・完!