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第9話


マ「全く…あの薔薇魔女…。あとで”ユニコーンブースト”でいっぺん逝ってもらうか。」
ディ「マーク、そこまで怒らなくても…。」

そんな2人の元へ速達魔法が届いた。

ジュリアからで、用件は

『馬車で帰る？それとも移動魔法でかえる？』

となんとも簡単なものだった。

マ「速達魔法でこんな事を聞いてくるか。どうする、ディラン。」
ディ「今のマークをジュリアには会わせたくないから、馬車で。」
マ「速達魔法”ユニコーンレター”。」




夏「それでは皆さん、お気をつけて。」
ジュ「夏未様、我が国の皇子達には先に帰ったと言っておいてもらえます？」
夏「承知しました。」




守「眠い…。」
秋「あれから徹夜で勉強したんですって？」
守「あぁ。」
秋「ふふっ、お疲れ様。これ、食べておいてくださいね。」
守「ん…。ありがとな、秋。」




「転入兵が来ました！」
土「お初お目にかかります。我が名は土門と申します。以後よしなに。」
修「礼儀正しいな。とりあえず、お前には防御班に入ってもらう。」
土「了解しました。」




第9話　閉幕。