二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜双子の運命〜\WeIcome/ ( No.157 )
日時: 2010/10/31 11:16
名前: レモンティー (ID: an.s4YRU)

25話、2人の隠し事
〜歩雨〜

今日はある人に会いに、アメリカエリアに来た。
ここの建物は西部感溢れるどこか懐かしい建物がある。
待ち合わせのスクラップ場へ行くと、アメリカンな派手なジャージを着た男の子が立っていた。

歩「カズヤ!」
一「あ!h(歩「その名前はもう捨てたわ。今は『歩雨』と呼んでくれる?」)分かった(汗)」

何故私がカズヤを知ってるのか?
まぁ、色々あったのだ。

歩「それで相談って?」
一「実は、秋にあの事を話そうと思って・・・。」
歩「確か、イナズマジャパンのマネージャーの・・・。あの事って事故のでしょ?」
一「うん。それで手術をしなきゃいけないらしいんだ。可能性は、50%。」
歩「・・・そうか・・・。イナズマジャパンとの試合は大丈夫だな・・・?」
一「・・・・・。」

無言って事は出来ないって事か。
まさかだが無理して試合に臨むかも知れない。
止めなくては・・・。
止めなくては私のせいでカズヤはサッカーが出来なくなってしまう。

歩「カズy(一「試合はするよ。手術は後にやる。出来る限り無理をしないでやるよ。だから、俺を止めないで欲しい。」

カズヤの目は真剣なまなざしで私を見てくる。
私は彼になにが出来るのか・・・。
あの事故の償いとして・・・。

歩「私に何が出来る・・・?」
一「何もしなくていいよ。ただ、試合で俺の事を見守って欲しいんだ。」
歩「・・・分かったわ。じゃあこの事は2人の秘密ね。」
一「歩雨には秘密は無いの?」
歩「あるけど・・・今は言えないわ。でも1つだけ教えてあげる。覚悟して聞いて。貴方の事故の話だから・・・。」
一「・・・・・。」

事故とはカズヤがアメリカに居た時に起こった事故。
子犬を助けようとしたカズヤが代わりに轢かれてしまった事。

歩「子犬、私のだから助けたの?」
一「・・・うん。俺と歩雨が見つけた子犬。捨てられてて、2人で育てようって・・・。」
歩「・・・ごめんね。私のせいで・・・。」
一「いいよ歩雨。これで隠してる事は2人分になったね。」
歩「そうね、それじゃあ頑張ってね。」

そう言いカズヤと別れた私。
そして私は日奈乃達に起こった事故について調べてる。
ポケットに手を突っ込み、1つの使い捨ての銃弾を手に取った。
これは日奈乃を助けた時、近くに落ちていた。

歩「・・・・・、何がしたいんだ・・・。」

そして歩雨を近くで見ている女がいた。
金髪で、ポッケには銃が入っている。

?「ふふっ、哀れな黒薔薇さん。あと近くで真実に到着しま〜す。」



25話終わり