二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜双子の運命〜コメください! ( No.247 )
日時: 2010/11/10 18:29
名前: レモンティー (ID: an.s4YRU)
参照: http://to-a.ru/sTKfJ4/img1

33話 2人の友情

試合前、今は久遠監督がスタメンを発表している。

久遠「以上だ!今回藍原はベンチだ。」
「「「え!!」」」

私がベンチなんて久遠監督は何か考えがあるのかな?

鬼「待ってください監督!日奈乃は強力なディフェンスがあります。アルゼンチン戦で負けた俺達はもう後が無いんですよ!」
久「監督命令は絶対だ。藍原は後半には出そうと思っている。」

確かに鬼道くんの言う通り、私達は負ける事が出来ない。
そしてこの試合は元チームメイトの一之瀬くんと土門くんがいる。
絶対に負けられない試合。

日「鬼道くん、監督の言う通りにしよ。後半には出してくれるんだし。」
鬼「そうだな。」

私はベンチに座り、試合は始まった。
一之瀬くんが華麗なドリブルで前線に駆け上がる。

日「速い・・・!ブロック技も強力。あのペガサスショットも威力は抜群。さすがフィールドの魔術師と呼ばれる人だ。」

そしてあっという間にゴール前。

一「ペガサスショット!!」
円「イジゲン・ザ・ハンド!!うわぁ!!」

一之瀬くんのペガサスショットが決まり、ユニコーンは先制点。

秋「一之瀬くん・・・。」
春「どうしたんですか?あ・・・そうですもんね、幼馴染を応援するか、キャプテン達を応援するか迷いますよね!」
秋「え、えぇ。まぁ・・・。」

訳を知らない春奈ちゃんはそう言う。
なんだか秋さんの目がいつもとちょっと違う。

日「ねぇ秋さん。この試合、勝つといいですね。」
秋「そうね。一之瀬くん達も勝ってほしいけど、無理だもんね。」

フィールドを見ると、吹雪くんがユニコーンのゴールに近づいていた。
風丸くんとの連携技でも使うはずだ。

吹「いくよ、風丸くん!」
風「ああ!」

「「ザ・ハリケーン!!」」

2人のスピードがハリケーンを生んだ。
ユニコーンのキーパーは止められなく、イナズマジャパンに1点入った。

同点だ。

日「やった!吹雪くん、凄いな〜。」

吹雪くんが笑顔で私の方を向いてきた。
顔が赤い。
心臓もさっきより、速くなった。

夕「同点か〜。マーク、ディラン!あの技だな。」
ディ「楽しみだね〜!」
マ「そうだな。この試合、絶対勝とうなカズヤ、アスカ!」
一「ああ!」
土「・・・・・ああ。」

そして前半は終わった。
まだまだ、ユニコーンは本気を出してない。

この試合、凄い事になりそうね。



33話終わり