二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜双子の運命〜コメください! ( No.295 )
- 日時: 2010/11/25 21:13
- 名前: レモンティー (ID: DrxGkANi)
暇になったから書くぜ笑
43話 記憶の鍵
〜冬花〜
日奈乃さんに誘われ、ライオコット島を歩く。
途中お店を見つけたので、見てみることにした。
日「可愛い!夕斗君に似合うかな〜?」
お揃いのアクセを手に取り、品定め。
私も見ていると、良い者を見つけた。
冬「これ、いいな・・・。」
鍵をモチーフにしたネックレス。
その横には南京錠みたいなのがあった。
鍵を差し込むとぴったり入る。
日「いいの見つけましたか?」
冬「この鍵の奴がいいなと。」
日「じゃあ買いますよ!」
冬「え!でも、悪いんじゃ・・・。」
私の言葉も聞かず、レジに向かってしまった。
日奈乃さんとあまり話した事が無かった私。
性格が分かってきた。
日「はい、どうぞ!」
袋から鍵のネックレスを出し、私の首に付けた。
日「凄い!似合ってますよ!」
冬「そ、そうですか?」
日「はい!じゃあどこ行きますか?」
場所は決まってなかったが、いつの間にか海に来ていた。
夕日に染まった海はキラキラと輝き、綺麗だった。
私の奥にある、闇とは違い・・・。
日「海って綺麗ですね。そうだ!冬花さん、もしFFIが終わったら、どこか出かけないですか?」
冬「それはいいですね。じゃあイタリア戦、頑張らないと!」
日「大丈夫ですよ!私と吹雪君のアイスレインがあったら無敵です!」
日奈乃さんの笑顔は、海と同じ位綺麗だった。
いつだっけ?
心の底から笑う事が出来たのは・・・。
日「そろそろ帰りますか?」
冬「みんなのご飯をつくらなきゃいけないしね。」
海が遠くになった頃には、もう月が輝いていた。
空をぼーっと見上げていると、眩しい光が目に入った。
日「冬花さん!」
日奈乃さんに呼ばれた瞬間、大きなトラックが目に入った。
これって、闇から出してくれる、光の導きかな?
体に思いっきり痛みを感じた。
そして、記憶から、熊のぬいぐるみが見えた。
そして近くに倒れてる少女。
私だ・・・。
43話終わり