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えっと今日は部活が自主練とゆう事で、行かなくてもいい！
じゃあ更新＾＾

４４話　誘拐

私のせいで冬花さんが交通事故に遭ってしまった。

私のせいだ。
散歩しようだなんて言ってしまった。
もし、誘っていなかったなら、こんな事にはならなかった。

日「冬花さん・・・。」

目は光を失い、天井をぼーっと見上げてる。
声をかけても、返事は無い。

久「冬花は大丈夫なのか！」
日「監督・・・。」

大慌てで久遠監督が入ってきた。
見た事の無い、険しい顔で・・・。

日「すみません。私のせいで・・・。」
久「まだ、生きている。轢かれたのはお前のせいじゃない。」
日「でも・・・。」
久「お前はもう戻っていろ。イタリア戦が近いんだ。」
日「分かりました。失礼します。」

病室を出ると、看護師や医者が慌しく走る。

　私ってなんだろう？

いつもみんなに迷惑をかける。

私が居なくても、問題は無いはずだ。

お母さんだって、健兄だって、冬花さんだって。

それに・・・



　優しかった死んだお姉ちゃんだって。



私のせいでどんどん不幸になっている。

空を見上げても、星１つも見当たらない。

日「ねぇお母さん。私って、必要とされてるのかな？」

？「私は必要だ。」

男の声が聞こえた。
体が震えだす。

？「来てもらおうか。ガルシルド様の所へ・・・。」

日「貴方は？きゃあ！！」

数人の男達に囲まれ、私は目隠しをされた。

一体、どこに連れてかれるの・・・？



私が必要って本当かな？



４４話終わり