二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜双子の運命〜 ( No.442 )
日時: 2011/01/07 17:47
名前: MiNi (ID: AHLqKRWO)

61話 2人の少年



雲行きは怪しいが、みんなは紅白戦を始めてた。

「今日は晴れの予報のはずなんですけどね〜。」

「予報ですからハズれる時もありますよ。」

「そうですね〜。」

春奈ちゃんが空を見上げた瞬間・・・

「「「きゃーーー!!!」」」

雷がグラウンドに落ちた。
怪我をした人は幸いいなかった。

そして円堂君のゴールの上に誰かが立っていた。

三つ編をした髪に、背中には天使の羽らしき物が生えてる。

「まさか、天使・・・!?」

彼はゆっくり歩き、歩雨さんの近くに歩み寄る。

「く、来るなっ!」

「ふっ、迎えに来た。」

そう言い、歩雨さんのおでこを触った。

歩雨さんの目から光は失い、少年の後ろをついて行く。

「歩雨を返せ!」

「人間、邪魔をするなっ!!」

円堂君目掛けてボールを蹴る。
ボールと共に倒れた円堂君。

こいつら、人間じゃない!



そして私の近くには悪魔の様な顔をした少年がいた。
その少年の背中には悪魔の羽が生えてあった。

「離してください!!」

「生贄は黙ってろ!!」

「日奈乃に触るな!!」

「人間は引っ込んでろ!!」

この少年も夕斗君に目掛けてボールを蹴る。
倒れこむ夕斗君。

天使らしき少年が悪魔らしき少年に何か言っていた。

「邪悪な者、我ら“天空の使徒”が制裁してやる。」

「はっ!千年際で魔王様を復活させて、俺達“魔界軍団Z”がこの世を支配する。」

天使や悪魔などの言葉が聞こえ、2人は歩雨と日奈乃を連れ去り、消えてしまった。

「日奈乃!!」

夕斗が日奈乃の名を叫び、マグニート山を睨む。

「日奈乃と歩雨を助けにいくぞ!!」


赤と白に別れ、円堂達は歩雨を助けに天空の使徒がいる“ヘブンズガーデン”へ。

鬼道達は日奈乃を助けに魔界軍団Zがいる“デモンズゲート”へ。


はたして日奈乃と歩雨は助かるのか・・・?



61話終わり