二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜双子の運命〜 ( No.495 )
日時: 2011/01/27 21:26
名前: MiNi (ID: AHLqKRWO)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

何か物凄く書きたいっ!

ロココが最近超かわゆく感じる^p^



65話 騎士対天使 〜歩雨〜



後半が始まり、天使の様子が変わった。

天使共のスピードが、前半と物凄く速くなったのだ。


「円堂、みんな・・・。」


何とかゴール前で吹雪がクリアをするものの、天使の力に敵わない。

このままじゃ・・・。


「ギュエール!」


黄色の髪の女天使がギュエールという名の天使にパスをする。


「はぁあああ!!」


思い切り力を込めたシュートが円堂に向かってくる。

だが何とか止めた円堂。

そのシュートは何度も円堂に襲い掛かる。

このままじゃ、円堂の体力もなくなって・・・。


私は魔王の花嫁になってしまうのか。

そして日奈乃も気になる。

私はどうでもいい。日奈乃が助かるのなら・・・。


「円堂・・・無理しないで。」


何度かクリアをすると、円堂が倒れてしまった。

これじゃ、入っちゃう!


「これで決める!」


さらに力を込めたボールが向かっている。

だが円堂は・・・


「歩雨は、絶対助けるんだ!イジゲン・ザ・ハンド!!」

「何っ!?」


ボールを弾き飛ばし、シュートを止めた円堂。

やっぱり、円堂は諦めない。

イナズマジャパンが攻め上がるが、天使にボールを取られてしまった。

そしてボールはセインの元に・・・


「これで終わりだ!下界に落ちろ!ヘブンドライブ!!」


光のボールがさらに輝く。

そしてエドガーが、予想外の事をする。


「レディは絶対助けます!エクスカリバー!!」

「まさか、打ち返す気か!?止めろエドガー!!」


エドガーに向かってそう叫ぶ。

だが聞いてはくれない。


「くっ!うぉおおお!!」


足を痛めたみたいだが、エドガーのエクスカリバーでヘブンドライブを打ち返した。

その力は物凄い物だった。


「ホーリーゾーン!!うわぁ!!」


キーパーものともボールはゴールネットに突き刺さる。

そして試合終了のホイッスルが鳴る。

私達は勝ったのだ。私は魔王の花嫁にならなくていいのだ。


「それより、エドガー!」


エドガーの元に駆け寄り、大丈夫かと聞く。


「大丈夫ですよ。英国紳士はレディを助ける事が当たり前なのですから。」

「でも、無理は禁物だぞ。」


そしてセインの元に近寄る。

セインは何かぶつぶつと呟いていた。

だが私は・・・


「サッカーって、楽しいだろ?」

「え・・・?」


言葉の意味が分からないのか、セインが考えた顔をする。


「考えなくていいんだよ。ただ純粋にボールを蹴れば、楽しさが分かるさ。」

「サッカー・・・。」


そこら辺に転がってるボールを持ち、セインが軽く蹴る。

すると冷静な顔がたちまち笑顔になる。


「歩雨の言うとおりだ。今度は楽しいサッカーやろうな!」

「ああ!ありがと、歩雨、円堂!」


こうして天空の使徒に勝ち、私は助かった。

今度は日奈乃だ。


無事でいてくれ・・・。



65話終わり

地味に長くなったw