二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ〜双子の運命〜 ( No.500 )
日時: 2011/02/07 20:04
名前: MiNi (ID: AHLqKRWO)

久々更新☆


66話 生贄



いつの間にか気を失っていた私。

蒸し暑い場所で寝てたからすぐ目は覚めた。

そして何故だか分からないけど、変な洋服を着せられ、手首と足に鎖で自由を失われていた。


「何ですか!誰ですかこんな事をしたのは!」

「生贄がうるせぇんだよ!!」


すると目の前に現れたのは、私をさらった正真正銘の悪魔が居た。


「うるさいって!こんな事されてたら叫びますよ!早く鎖を外してください!!」


悪魔に抵抗をするものの、悪魔はにやりと笑う。

すると緑の髪の悪魔の女が現れた。

まるで蜘蛛のように不気味な悪魔。


「デスタ、そろそろ人間達が来るわよ?」

「そうか!魔王様復活も近いようだな!」


魔王復活___

私は生贄となってしまうのか・・・。


「日奈乃っ・・・!」


霧で見えないが、確かに遠くで夕斗君の声が聞こえた。

もしかして助けに来てくれたの?


「はっ!来たな人間共よ!」

「上から目線とは随分と偉いと思ってるよな?日奈乃を返せ!!」

「この人間は返さないわよ。魔王復活の為に役立ってもらうんだから。光栄でしょ?」


悪魔の女に腕を掴まれ、不敵に笑う。

霧が段々消えて、夕斗君達がはっきりと見えてきた。


「夕斗君!お願い助けて!!」


霧が消えた事で、ある物が見えた。

サッカーグラウンドだ___


「返してほしけりゃ、俺達魔界軍団Zに勝つ事だな!!」

「勝つに決まってる!勝負だ!!」


鬼道君の声でみんなのやる気の声が響く。



お願い・・・助けて___



66話終わり