二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 秋色の夕焼け空<イナズマイレブン>  ( No.123 )
日時: 2010/09/17 23:00
名前: さくら (ID: sNU/fhM0)

『ふあぁぁぁ。何このダルサー。眠いー。』



はぁ、全く昨日はロクに寝れなかった。っていうか寝てない。
いろんな事考えてたら全く眠れなくって。寝るのに苦労した・・・。



『さて、早速皆の試合でも見に行こうではないか』



んーーっ!!っと伸びをし、ベッドから立ち上がる。立ち上がリーヨ!!!

時計を見ると、まだ朝の7時。試合が始まる時間は確か、12時。

まだまだ余裕バッチリだから、寝ようとも思ったが、さっき起きたばっかり。もう目は覚めた。とても寝れる気にはならない。

と、言うことで。私はゆっくりゆっくり準備をすることにした。





















トントン、と靴の音を鳴らし、誰も居ないはずの家に言った。

『いってきまーす!!!』
























『うおー。やってるやってる』



とにかくみんなのそのカッコイイ姿を見たいとかなんとか思いまして。

探してはいるのですが・・・見当たりません。全く。



『でも凄いお客さんたちばっかり。あ、帝国。洞面君も。ウキャーカワユス☆』


一人で浮かれてる私をよそに、誰かに名前を呼ばれたような気がした。


・・・・・・・・・あ、居た。

『ルカ!!!ヒデも!!!』


私は二人の居る木の日陰に向かった。


「やぁ、サクラ。久しぶりだね。」

「ね、サクラ、アイス食べる?」


『二人とも!!!久しぶり!!!・・・それとルカ。いらないよ』


私はかつて、ヒデとルカと旅をしたことがある。

その時に知り合って仲良くなった。


「サクラ。君の実力も前より格段に伸びたようだね。どうだったか?俺達と旅したときは。」


『ありゃまぁ、そうとうキツカッタワヨ。』

「あ、サクラ壊れた」


「まぁ、君の実力は本物だ。下手すれば俺より上かもしれない」

『冗談言わないでよ。ヒデの方が上でしょ。・・・ていうか、なんで二人は此処に居るの?』


初めから思っていた。

いつもは旅をしてまわって、何処でもうろちょろしてるのに。


「見たいんだ。凄いヤツを。俺に何かを学ばせてくれるような、そんなヤツをね」

「はぁ、君が見習うべきプレーヤーは、日本には居ないよ、」

『それはちょっと言い過ぎなんじゃない?ルカ。一応私も日本の選手なんだけど。』



でも、円堂。

あいつは凄い。上手く言葉に表せれないけど。

諦めない心を持ち、たった一言で仲間を変える。

     あいつは、凄い。