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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 秋色の夕焼け空<イナズマイレブン> ( No.142 )
- 日時: 2010/09/18 23:18
- 名前: さくら (ID: sNU/fhM0)
- 参照: http://blog-imgs-43.fc2.com/i/n/a/inazuma801/1277893528258.jpg
─2日後─
とうとう始まったFFI。
イナズマジャパン対ビッグウェイブスはアジア予選の開幕戦というのもあって、観客席は大盛り上がり。
「スターティングイレブンを発表する」
監督はボードを片手に話す。
「フォワード、豪炎寺、吹雪、基山。ミッドフィルダー、鬼道、風丸、緑川。ディフェンダー、壁山、綱海、土方、木暮。
そして、ゴールキーパー兼ゲームキャプテンは円堂」
「はい!」
『え、いきなり私ベンチっすか?』
選手達はフィールドに入り、位置につく。
《オーストラリア代表ビッグウェイブス対日本代表イナズマジャパンが今、始まります!》
ピーッ!
ホイッスルが鳴り、試合開始。
『監督ー。私の出番は・・・?』
「ある。その時は任せたぞ。お前の実力じゃ、この相手。楽勝だろ?」
『決まってるじゃないですか』
《吹雪、鬼道へボールを預け、豪炎寺とともに前線へ走る》
するとビッグウェイブスの選手4人が鬼道を四方から囲んだ。
次々と足を伸ばしボールを奪おうとするビッグウェイブスに鬼道はパスを狙うが、コースを塞がれる。
「!これが…」
『“ボックスロックディフェンス”』
《一度囲まれてしまうと二度と抜け出せない、必殺タクティクス!》
とうとうボールを奪われた鬼道。
綱海と土方がそれを止めようと向かっていくが、タイミングが合わずぶつかってしまう。
そしてビッグウェイブスにボールが渡ってしまった。
「“メガロドン”」
「“正義の鉄拳”!」
ビッグウェイブスの必殺シュートに立ち向かうが、悲惨にもゴールのホイッスルが鳴る。
『…っ』
いきなり先制点…、
でも、あるでしょ?勝てる方法。あのタクティクスを封じ込める方法が・・・。
監督は、もう、気付いていらっしゃるよね?
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