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『性別逆転法』　短編・ミストレ





『ミストレ、何でそんなに可愛いんだよ。いっその事女の子になっちゃえばいいのに』

「サクラ、死にたいの？」

『いえ、結構です』


この可愛い女の子・・・いや、男のミストレは私の幼馴染である。

顔は可愛いし、頭も良い。ましてや運動神経抜群。となると・・・はぁ、

ただし。外側は良いもの、中身が駄目なのだ。コイツは。

顔可愛いくせに、すっごく荒い。



この前も、バダップとエスカバと一緒に喧嘩売りに行って、無傷で帰ってきやがった。


『はぁ、、』


もうなんなんだよ、とため息をついているとTVの音が聞こえた。



























『こ、これだぁぁぁああああああああああああ!!!!』


性別逆転の方法。

これでミストレを女の子にしちゃえば・・・うふふふふ・・・。


それからしっかりTVをガン見。




『ミ〜ストレ♪』

３人用ソファーに寝そべってサッカー雑誌を読んでるミストレに女子独特のソプラノで話しかける。


「何？サクラ」


ミストレは片目だけ私を見て、少し不機嫌そうに聞く。



『あのね—————————』


さっきの状況を説明すると、というか説明し終わる前に「忙しいからまた今度ね」で返された。



『絶対ミストレ女の子になれるって!!』

「んなインチキな」

『インチキなんかじゃ無いってば!TVであってたもん!』

「TVの全部が全部、本当じゃないんだって」

『・・・・・・』

「それに、男の方が将来サクラとずっと居れるし」

『・・・・・・・・・・は？』



するとミストレは、へへっと意地悪く笑った。

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何がしたかったのか・・・。
でも、ミストレには女の子になって欲しいですｗｗ