二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 狼がペットの赤頭巾 <イナズマイレブン>  ( No.211 )
日時: 2010/10/12 17:23
名前: さくら (ID: sNU/fhM0)

短編 晴矢




「サクラ、此処俺の部屋。カーペット。鼻血垂らすな」


『だ、だってまもきゅん可愛いんだもんドボボボボー』


「自分で効果音言うな。」


『しょうがないでしょ。本気可愛い。結婚して』


「キモ可愛いから可愛いを抜いたのがお前だな。納得」



「勝手に納得するな」と少々怒り気味で俺の服で鼻を摩るサクラ。あ、汚い。鼻血!!!

今度はブーー!!!っと鼻水まで付けやがる。



「俺はティッシュじゃねぇよ」
『私はティッシュと見なしたね』


「・・・即答どうも」


ティッシュどころか古い雑巾とも言う。

なんだアイツ。


『晴矢ってさ?』

「あぁ?」

『ちょ、睨まないでよ。・・・話戻すよ。晴矢ってさ、どっちかというと昔の方が可愛かった気がする』

「別に嬉しくねぇよ」

『うん。誰も褒めてないからね』

「・・・」


そんな事分かってる。

でもそれを言うとこいつには一生勝てない気がしたからあえて言わないで置いた。


それからと言うもの、サクラはぺらぺらと昔話が絶えない。こんなおしゃべりだったか?こいつは。



『それでさぁー!!!晴矢先生に怒られて泣いちゃったんだよね。その顔が可愛い事』

「それも嬉しくねぇよ」

『だから誰も褒めてないからね』



やっぱり勝てねぇ。