二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 狼がペットの赤頭巾*イナイレ*〜アニメ沿い連載中〜  ( No.458 )
日時: 2010/12/01 17:32
名前: さくら (ID: sNU/fhM0)

私が観客席に着くと、飛鷹が風丸からのボールをミスした直後だった。


飛鷹の足を出すタイミングと、ボールが落ちるタイミングが合わず、ボールはそのままフィールドの外に出てしまっていた。


「うわぁぁぁああぁぁあああぁあああああ!!!」

『飛鷹・・・!!!』


私は立ち上がったけど、その前に円堂が飛鷹に喝を入れる。



「失敗したって格好悪くなんかない。もっと格好悪いのは、失敗を恐れて全力のプレーをしていない今のお前だ!」

「キャプテン・・・」


その後、飛鷹は今までの努力に気付き、覚醒した。



そして、ファイアードラゴンは、“カオスブレイク”を放つが、覚醒した飛鷹により、止められた。

そして、パワーアップした“流星ブレードV2”は“大爆発張り手”を破り、ファイアードラゴンのゴールに突き刺さった。


今度は、円堂も“正義の鉄拳”から“怒りの鉄槌”に進化させ、“カオスブレイク”を止めた。


円堂からヒロトへ、そして豪炎寺にパスを出すと、タイガーストームを2回打つが、2回ともゴールから外れてしまった。



「どうしちゃったんですか、豪炎寺さん!」



「…、」



「豪炎寺!お前、それでもエースストライカーか!?どんな時だって俺達は悔いのないサッカーをしてきた。この試合だってそうだ!」



「…」



「親父さんにも見せてやろうぜ。サッカーの素晴らしさをさ!」



「円堂…」


豪炎寺はこの言葉で覚醒したのか、今度は全力の“タイガーストーム”。

“タイガーストーム”は、ゴールネットに突き刺さった。まさに、最強の技・・・!!


しかし、ファイアードラゴンの皆も最後まで諦めず攻め込んでくる。



「「「“カオスブレイク”!!」」」



これで決まる…!



「「キャプテン!」」


「「円堂っ!」」



「お願い…っ守…!」



「この一点…必ず守ってみせる!

“いかりのてっつい”!!」



「「「!!」」」



守がシュートを止めたのと、試合終了のホイッスルが鳴ったのはほぼ同時だった。



「や、った…」



「「やったぁぁああ!!!」」



「守君、おめでとう」



世界へ…行けるんだ、






































私は勢い良く階段を滑り降り、フィールドに出ては、観客が見ている前で・・・


「円堂っ!! 皆ぁ!!」


円堂に抱きついた。


「おっおい、サクラッ!?」

「おめでとぉ!!円堂!!世界にいけるんだよ!?」


耳の先まで真っ赤になっている円堂を見て、私は円堂の首から手を下ろした。


「サクラッ!!今まで何処行ってたんだよ!?俺たちスッゲー心配したんだぞ!!!」

「アハハ。ごめんなさい!!でも何処に行ってたかはまだ秘密☆」


「全く、サクラはすぐ何処かに居なくなるな、」

「豪炎寺。・・・何か久しぶりだね!今日かっこよかったよ!!」

「・・・/////」



「監督、迷惑掛けてすみませんでした。」

「あぁ。ただしこれからはまたイナズマジャパンに戻って来て貰う。」

「はい!!!」


私の、居場所に戻ってきた。


「サクラ、今日見てたのか?」

「うん。観客席でね。」

「来れば良かったのになぁ!!」

「アハハ…。今日ユニフォーム忘れちゃってさ、・・・」

***
アジア予選終了で〜す!!
次は世界だ!!!